ハリウッド映画を観ていて、「どことなく、英語らしい言い方だな」と思うことがよくあります。
1つが次の表現です。
"What's your story?"
"your" を大きく書いたのは、ここを「高い声、強い言い方」で発音するからです。
「ホワッツ ⤴ユアー ストーリ⤵?」
このような感じです。
この英語は、直訳すると次のようになります。
「あなたの物語は何ですか?」
「あなたのストーリーを教えてください。」
日本語の会話の中で、「あなたの物語は?」とか、「あなたのストーリーが・・・」などとは言わないでしょう。
この "What's your story?" という言い方を、私は何度かハリウッド映画で聞いたことがあります。
その一つが、映画『ターミネーター 2』です。
この映画は1991年に公開された映画ですので、ネタバレはそれ程神経質になる必要は無いと思います。
この英語表現が登場する場面を少し解説します。
この映画は、未来からやってきたロボット『ターミネーター』と人間の戦いの物語です。
人間側の指導者、ジョン・コナーの母親、サラ・コナーが危険思想を持つ人物として精神科病棟のような所に収監されています。
そこへジョンとアーノルド・シュワルツェネッガー扮する『(味方の)ターミネーター』が乗り込み、サラを助け出します。
サラ救出の際に、悪役ターミネーターとの壮絶な戦いがあります。
サラ、ジョン、(味方の)ターミネータの3者が車で脱出に成功し、ひとまず争いが去って落ち着いたところでサラが味方ターミネーターに聞きます。
"What's your story?"
サラは、状況が呑み込めていない様子です。
「一体、どういうことなの?説明して頂戴!」といった感じです。
吹き替えを確認しました。
「説明してくれない?」
英語のセリフは結構強い言い方で言っていますが、日本語は多少落ち着いた感じの言い方です。
別の映画でも登場しました。
映画『ナイト・ミュージアム』です。
主人公のローレンスが、博物館の説明員の女性をお茶に誘います。
休憩時間に博物館を出て歩きながら初めてお互いのことを話し始めます。
女性が論文を書いていることなどを説明します。
それに続けてこの女性が言います。
"So, what's your story?"
「それで、あなたはどうなの?」
という感じです。
以上のように、ザックリと全体の状況を質問したり、自分のことを説明した上で「あなたは?」と尋ねるような場合にこの表現が役に立ちそうです。
"What's your story?"
