前回の記事で、
「例文を暗記しても、英語は話せるようにならない」
と説明しました。
沢山の例文を覚えていても、実際の会話では覚えた文を言う機会は殆ど無く、
その暗記した文を繋げて会話が進むことはないからです。
会話ではその場で文を作ることが必要ということです。
このように前回の記事で言い切りました。
これは正しいと考えていますが、少し追加の説明が必要と思い、今回のテーマとすることにしました。
”追加” で説明させて頂きたいことが、次の様に2つあります。
1.既に英文の暗記をされている方は、継続頂くのが良い
何度かこのブログでも登場させたNHKラジオ講座の『実践ビジネス英語』のテキストに、読者の投稿欄があります。
その一つで、「本講座のビニエット(Vignette:ショートストーリー)の文章を全て暗記しています」と説明されている方が入らっしゃいました。
これは素晴らしいことです。
好きで暗記されているのでしたらとても良いと思います。
単語・熟語や構文が頭に入るのですから、そのまま同じ文を使うことはないにしても、実際の会話で色々と活用できるのは明らかです。
”例文を覚える” という方法で勉強されている方は、その方法に価値があると思いますので継続されるのが良いと思います。
私は英文の暗記を否定しているのではありません。
2.暗記してそのまま使える文もある
一般に文を暗記しても、実際の会話でそのまま使う可能性は殆どありません。
ただ、使える文もあります。
それは、挨拶文や、単語数の少ない決まり文句です。
挨拶文は、"Nice to meet you." 、"See you again." 、"What's new?" などで、暗記しておけば、そのまま使うケースは何度も訪れます。
また、”単語数の少ない決まり文句” とは、"It's up to you." 、"Never mind!" 、"Leave it to me." などです。
