永遠に入手することは叶わぬブルー・ターコイズがヤフオクに出ていたのでウォッチ・リストに入れていたら、落札価格55万円!!数年前までは、まだ10万円台だった気がするこのレコも、昨今のレコード狂乱祭りの神輿となったか。
盤に細かいスレキズ多いも、マトが1/1無修正ゆえこの価格らしいです(ハァハァ…)。ということはマト修正…本来はマト2なのに、エンジニアが間違えてラッカー盤に”1”と入れたので、それを二重線とかで修正した盤があるということっすかね?こんな高額盤に一生縁がない故、詳しくは知りまへん(完!)。
この1st には3曲もゴリゴリのブルースが入っているので(内2曲は Willie Dixon のカバー!)、ブルース・ロック者として絶対に外してはいけないレコなのだが…。
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とまぁ、金持ちオヤジが55万円で垂涎の1枚を入手したかと思えば、その反対側にはレコード墓場の住人もいるわけですよ、ハイ。
相も変らぬレコード墓場@ハードなオフの巡礼にて、二葉百合子、イルカ、アリス、ラテン・ギターをあなたに等々の山を切り崩して出てきたのが:
Tom Jones - Green, Green Grass of Home ( London SLC - 172 ) 国内盤 LP 帯、インサート付き 1967年 110円
トムもよく出て来ますね…本当に。今はそんなに嫌われてますかね?こんなにレコ墓場で遭遇率が高いってことは、やっぱり当時よく売れてたんだろうか?これも一旦引き抜いてはみたものの、「どうせ聴くこともないやろ…」と一度はスクリーン・ミュージック、ポール・モーリア御大達の山に戻す。しかし、裸(ビニールに入っていない剥き出しの生まれたままの姿)にも拘らず、やたらきれいな帯とそれほど見かけないジャケ。気が付けば脇に抱えていた(笑)。
盤を確認しないと、以前のサム・ザ・マン(漢)・テイラーの盤違いの二の舞よ!と確認すれば…
凄まじい盤焼け(爆笑!)。最近勉強したマトなんか、焼けの影響で全く見えない(笑)。
しかも、
背は抜けているし(笑)。
盤が地獄レベルで焼けてるから、墓場へ叩き込まれたのか?イカンねぇ…令和のこの世じゃ、見た目で 差別する”ルッキズム”は御法度やろ?体に重荷を背負った者を大切にする世でなければアカン!と、いつものように都合の良い理由を付けてご帰還。
やっぱり多かれ少なかれ、焼けは音に出ますなぁ(涙)。曲間や静かなパートだけですけど、チリノイズは避けられない(無念!)。
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今年もあと一か月ですぜ、皆の衆。都内のビッグ・レコ屋(D店、H店…T店も?)達は毎週廃盤セールをやるそうな。今年はヤフオクをいつになくチェックするようになりましたが、欲しいものは呆れるほど高くて戦意喪失。入札しても結局その数倍以上の値段で落札終了。毎度毎度の呆然自失。残り1ヵ月で、皆が度肝を抜かすようなレコを入手できるのか?ブルー・ターコイズをレコ墓場で見つけるのは可能なのか?金なしオヤジの苦闘は続く…。
★動きます★ ↓↓↓