第2回 湾岸レコードフェア! 2023/10/15(日) + 森進一の世界 | レコ屋巡りの夜

レコ屋巡りの夜

塩化ビニール(=レコード)中毒患者のトホホな日々を綴りたいと思います。
オリジナルが欲しいけど高いなら諦めます。

昨年に引き続き今年も、Disk Union & HMV 参加の大規模レコードフェアが東京で行われるそうです(以下はDisk Union HPからの転載)。

 

 

第2回湾岸レコードフェア【怪奇骨董音楽市】

 

【開催日 】2023年10月15日(日)

【時間】開場/11:00閉場/17:00

【会 場】東京都立産業貿易センター浜松町館3階北

https://www.sanbo.metro.tokyo.lg.jp/hamamatsucho/

 

【問い合わせ】湾岸レコードフェアホームページ

https://www.wangang-recordfair.com

にてメール対応します。

 

【チケット】前売り700円/当日1,000円(共に税込)★オリジナルバッジ付

/入場時にチケットと引き換え。

※チケットは2023年7月21日より、イープラス、チケットぴあ、ローソンチケットで発売。

主催:レコードフェア事務局(sounds good内)

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 

(以下は昨年書いた自分の投稿からの一部転載)

 

特徴:

 

 レコ屋、ディーラー&個人コレクター入り乱れてのレコ市だそうです。日本のレコ・フェアというと、一般的にリアル・レコ屋が集まってのレコ市という感じですが、海外だとそれ以外の個人ディーラー&コレクターによるレコ市という感じ(ですよね?)。そのハイブリッドをやろうとしてるのか?何でも現在”個人出店募集中”だそうです。詳しくは上のHPまで。

 

 

第1回目(2022年)からの変更点:

 

1. 開催場所 ⇒ 山手線浜松町駅から徒歩5分の『産業貿易センター 浜松町館』

前回は新木場駅(JR/りんかい線/有楽町線)より徒歩16分 という、行くのもしんどい場所でしたが、その反省からか今回はアクセスしやすい場所になりました。

 

 

 

 

2. 開催日時 ⇒ 10月15日(日) 11:00 ~ 17:00 という1日限定(しかも6時間のみ!)に変更。

 

第1回目の昨年は辺鄙な場所での開催にも拘わらず、結構な人出だったらしいです(しかも2日間開催)。しかし今回は1日(6時間のみ)限定と。全国からガルルル的な掘り師達が終結するんでしょうか?

 

私が勝手に『アジト』と呼んでいる(でも実際には通販で2回程利用しただけ)、名古屋最強のレア盤店 SORC様も、店主様自ら乗り込んで参戦されるそうです(詳しくは以下の記事をご覧ください)。

 

 

 

 

昨年の様子(残念ながら、私は行きませんでした):

 

 

 

3. 入場料 ⇒ 前売り700円/当日1000円(税込)

オイオイ、昨年は 前売り500円/当日700円(税込) だったのにここでも値上がりか⁉

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

(以下はおまけ)

 

 

ヤフオクでは大失敗し(年末にはその話を書きたい)、レコ屋巡りをしては苦労する割には Big Find はなしと。金銭的に問題を抱える自称掘り師の男が辿り着くのは、やっぱりハードなオフなのです。そして数日前行きつけハードオフのレコード墓場(=ジャンク・ヤード)で、これを発見!

 

森進一 - 全ヒット曲集 ( VICTOR SJV - 583 ~ 4 ) 2LP ラミネート・見開きジャケット(内側にブックレット付)、帯付き 1970年 110円

 

オオオッ、思い立って買おうと思っていた新一だ!しかも立派な帯が付いて美品!

内側は少し汚れているが、全体的に美品でしょう。

 

2枚とも盤もピッカピカだ!

 

もうね、わざわざレコ屋の廃盤セールに行くとか、Discogs で「ゴルアアアァ!」と大枚叩いて、クソ高い送料&地獄レベルの円安を無視して買うとか。はたまたヤフオクで後先考えぬ地獄入札をするとか必要ないんですよ。何もディープ&ヘヴィー・ソウル(こんな言い方あります?)はアレサ・フランクリンやオーティス・レディングだけじゃないんですよ。日本にもいるわけです。

 

そう!我々は長年見て見ぬふりを続けてきた、ある意味ハードオフ・ジャンク・コーナーの重鎮にして名球会入り確定のこの御方”森進一”がいるんです!

 

先日たまたま…「ひょっとして森進一は、日本のオーティス、いやジョー・コッカーか?」という仮説が私の脳に去来する。もしこの仮説が正しければ、何も東京まで行ってレコ屋巡りして、ソウル棚を掘り捲り、ない知識を絞って「これは自分好みのディープ・ソウル?」とかやる必要はないんです。狙ってたオリジナル盤を突然見つけるも、言語道断の値段に腰を抜かして見なかったことにする必要もない。そう!110円さえあれば、どこでも見つかる新一があるじゃないか!

 

…と自分に都合の良い考えを脳内に植え付けて、テストがてら youtube で森進一の昔の音源を聴いてみる。すると…オオオッ、何か行けるぞ!北島三郎は私の体が受け付けなかったけど、この日本人離れしたハスキー&ダーク・ボイスは行けそうだ!

 

これを『ジャパニーズ・ブルース&ソウル』と思い込めば行けそうな気配

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

そして昨日、帰り掛けに行ったことのないハードオフを発見&緊急ピットイン!通常のレコ棚はどうにもならない状態でしたが、今の私にはジャンクがある。やっぱね、ハードオフといったらジャンクですよ。店内に匿名希望のHIP HOPグループが『ジャンク!ジャンク!ジャンク!』と連呼して、「うるせ~なぁ…分かっとるわい、言われんでも!」とイライラしながらレコード墓場(ジャンク)を掘ってると、新たに収集対象となった新一発見!

 

森進一? - 大正琴による森進一ヒット曲集 ( VICTOR SJV - 407 ) LP ペラ・ジャケット、帯付き 1970年? 110円

 

もう、ジャケも帯も、そして盤もピッカピカ!レーベルに殆どヒゲ(スピンドル・マーク)もない(ハァハァ…)。あぁ、日頃の行いの良い掘り師にレコ神さまからのスモール・プレゼント。 日本が誇るディープ・ブルース&ソウル・シンガー、新一が大正琴をバックに歌うとあっては買わざるを得んでしょう? どんな感じになるんだろうか? 皆が捨てていようが、私にとっては十分なお宝である。

 

速攻で帰宅して喜々としてレコード・プレーヤーへ。いつもは買った盤を最初洗浄してから聴くんですが、これはその必要もないほどの極美品。とてもじゃないけど50年以上前のレコとは思えない。さぁさぁさぁ、と針を降ろせば…

 

これは買ったレコの動画ではないんですが、こんな感じ…

 

ん?なぜか我らの新一の声が出てこない?まさかの全曲インストゥルメンタル(=歌なし・カラオケ状態)?? オイオイ、このジャケでそれはないだろう?新一のヘヴィー・ベルベット・ボイスはどこへ行ったんよ⁉(涙)。ジャケの裏には歌詞まで載ってるのに!…当時新品でこのレコを買った人も酷く落胆したことだろう。詐欺に等しいこのジャケットにして、この帯。だから殆ど未使用状態だったんだな(涙)。

 

因みに…ヤフオクでこのレコを調べたら、1円で売れ残ってました…(感動のフィナーレ…完!)

 

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