自意識過剰の対処法 | 精神療法士ミミネコのブログ:Let there be light     

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地球が光溢れる場所になることを願って。

少し前、免許の更新に行ったときのこと。


ミミネコは、ずいぶん昔にアメリカで取った免許を、2年ほど前に国内免許に切り替えました。


なので、本来ならとっくにゴールドなのに、最初からやり直しでまだブルー免許。今回が初めての日本での免許切り替えなので、ようやくグリーンに。


初めての切り替えの時は、初心者講習なるものを2時間も受けねばならないということを今回初めて知り、誘導されるがままに、講習ルームに入りました。


あたりを見渡すと、なんだか若いギャル(←死語?)ばっかり。免許を取って間もないから、若いんだろうな。ミミネコの年代で初心者講習を受けている人はあんまりいない(実際は一人か二人おられましたが。)


ちょっと待てよ、ホントは運転歴長いのに、なんかこの歳で免許取立てホヤホヤと思われてるのか!?なんか、それっていやかも。


・・・とこのときのミミネコは思い、居心地が悪くなりかけました。しかしながら、その時、自分が自意識過剰になっていることに気が付いたので、ある対処法を実践しました。


それは、周囲の人に向けられていた意識を、自分自身に戻すということ。


それをするないやな、


「周りの人がどう思おうが、別にどうだっていいや。っていうか、自分が思うほど、周りは気にしていないだろうし。」


と思えて、周囲の目が全く気にならなくなり、その後の講習も楽しんで受けることができました。


自意識過剰というのは、自分に意識が向いているようでいて、本当は周囲に意識がいっている、とうことだと思います。


言い換えるなら、自分自身の内側に意識が向いているのではなくて、周りの人が自分をどう思っているかを気にして、外側に向けられているとういこと。他人が主体になってしまっているということです。


もし、本当に自分の内側に起こっていることだけに意識を向けることができると、自分が主体になるので、周囲が気にならなくなるのです。


ミミネコは、この時、自分の外側にある、周囲の人々に意識を向けたがために、不安な気持ちが起こったことに自分で気づいたので、それを自分の内部に向けなおしたのでした。


そうすると、まず、自分がつまらない見栄のために、実際には起こっていないかもしれないことで、不安になっているということが客観的に把握できたので、それをすぐにやめることができました。そして、そんなことよりも、今この瞬間、自分がもっと別にしたいことはなにか、自分の欲求を感じ取ることができたので、それを実行することもできました。


ちなみに、そのときの欲求とは、講習が始まるまでの間の待ち時間を、楽しく有意義に過ごすということ。


この時は、まだ30分くらい待ち時間があったので、一度外に出て、食べていなかったお昼をコンビニで買って食べ、戻って席について、スケジュール帳を見て、そこに書いてあることを見ながら自分の世界に没頭することにより、自意識過剰を完全に吹き飛ばすことができました。


人目が気になって不安になったときは、人ではなくて、自分の内面に意識を向けなおし、人の心の中に何が起こっているかではなく、自分の心に何が起こっているのかに注意を向けること。


これって重要なポイントだと思います。