宇宙の創造と次元について | 精神療法士ミミネコのブログ:Let there be light     

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地球が光溢れる場所になることを願って。

あらゆる意識とエネルギーは、もともと、「大いなるすべて」の一部であった。


(中略)地球の現在の発展段階においては、まず最初に自己が認識され、次に社会、そして「神」とも呼ばれる「大いなるすべて」について人が思いを馳せるのは最後の最後である。


人の意識の中では、自己、社会、そして「大いなるすべて」の間に、常に境界線が引かれてきた。しかし「大いなる源」から切り離されているという私たちの感覚自体が、そもそも幻影である。


実際、この幻影とは、私たちの個別意識が「大いなる源」に回帰して統合を果たす前に、必要な教訓を学んだり経験をつむ為に必要な要素なのである。


「大いなる源」からの分離が起こる以前、「大いなるすべて」は異なるオクターブに属す現実(リアリティ)に在った。


統合の状態にあった「大いなるすべて」の一部に、「分裂して一時的に統合の状態を忘れたらどうなるのか?」という思いが生じた。


この思念は次第に広がり、強力な力を持つようになった。実はこの「思念」そのものが、「分裂」を生み出す原動力となった。


さて、いざ「分裂」がはじまると、それは「忘却」という幻影を生み出した。個別意識が自己のうちにある神聖な起源に目覚め、再び統合することを思い出すまで、意識にベールをかけておくことが、この「忘却」の役目である。


一般に宇宙の創造と呼ばれている現象は、実はこの分裂、より正確に言えば「次元の誕生」のことである。「分裂した状態とはどのようなものか」という「大いなるすべて」の原初の好奇心が、この現実(リアリティ)を生み出す原動力となった。そして、それは視点と焦点の変化、つまりは周波数が変わることによって起きたのである。


(中略)この青写真には、さまざまなアイディアが盛り込まれた。まず決定されたのは、二極性と分裂を、現実(リアリティ)の基本原則とすることであった。


青写真には、「大いなるすべて」から分裂した意識、すなわち魂が、自由意志を行使できるという選択肢が組み込まれた。


自己の真の起源を忘れている間、魂は自己の行動に全面的な責任を負わねばならないとするルールも青写真に組み込まれた。それは魂がとるすべての行為に対して、宇宙がそれに応じたものを返すというルールである。一般に、人はこれをカルマという。




「プリズム・オブ・リラ」  リサ・ロイヤル/キース・プリースト共著 星名一美訳 星雲社




ヒンズー教だったか、仏教だったか忘れたが、(ヒンズー教も仏教も、大元は同じところから出ている気がしますが)、現実というのは、神様の戯れであり、もともと、全体が一つであり、至福の状態であった神様が、たった一人で孤独だし退屈なもんで、一丁、自分をバラバラに分離して、それぞれに自由意志を持たせようと思ったのが、世界の始まりだったと説いています。


そこから苦しみという概念の生まれたが、それはすべて幻想で、本当はすべてが神様が見ている夢のようなものだといいます。


それを聞いたとき、ミミネコは、


「もう、神様は、退屈なくらいでそんないらんことせんと、一つのまとまった至福の状態のままにしとってくれたらよかったのに。そんなんするから、こんな苦しみの多い世の中になってしもうたがな。」


と、憤慨したものですが、


「まあ、神様のすることは、ミミネコの小さい脳みそでは計り知れないから、仕方ないわ。」


と思い返したのでした。それに、よく考えたら、ミミネコも小さいながらも、それを決めた「大いなるすべて」の一部のはずなので、人(というか、神様だけど)のせいにはできなかった。


先日、東京でお会いした、アメブロつながりのpuamanaさん とお話していたとき、アセンションというのは、つまるところ、意識の変容で、意識の状態が変われば次元も変わり、意識が上がれば次元も上昇する、という話になったのですが、東京から帰って読んだこの本にも同じことが書いてあり、シンクロが面白かったです。つけたすと、地球上である一定人数の波動が上昇すると、臨界点に達し、地球という場全体の波動が上昇する(地球がアセンションする)のではないかと思います。百匹目のサルの原理ですね。


おそらく、高い意識をもつに従い、分子運動の速度が早まり、振動数が上昇して波動が高くなるのだと思います。早く振動するものは、肉眼では見えなくなります。扇風機の羽根が高速回転すると、見えなくなるのと同じ原理です。四次元以上の世界が目に見えないのは、振動数が三次元より高いからでしょう。


逆にいえば、三次元の存在である人間も、意識の波動を上げて振動数を高くするれば、四次元以上の意識に合わせられるので、目に見えない存在を感知しコミュニケーションすることも可能だということです。今、多くの人がやり始めていることですね。


結局、宇宙は、分離した異なる次元=意識状態から成り立っており、それが統合に向かっている。ビッグバンのモデルは、確か、爆発によって、一つの源がバラバラな状態に分離し、どんどん遠くに離れていったのち、再び一つの源に向かって融合するというメカニズムだったと思いますが、これも一つの象徴だと思います。