実家からの帰りの電車内で | LETのブログ

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皆様,こんにちは。

 

台北・香港旅行記の途中ですが,今回は違う話題にお付き合い下さい。

 

先日経験した,実家からの帰りの電車内での出来事です。

窓際の指定席を取ってあった私が乗車すると,通路側の席に先客がおられました。私とほぼ同年齢くらいに見える女性でしたが,足元にキャリーケースを置いていることを恐縮されました。重くて網棚に載せられなかったようです。足元が窮屈そうだったので,下車駅が私と同じか手前であれば載せて差し上げようと思い申し出たのですが,私より先まで行かれるとのことでした。

母に持たされた荷物を抱えていた私が実家からの帰りであることを伝えると,彼女も一人で帰省してきたとのことで会話が始まりました。
結局,私が降りるまでの約1時間,お互い高齢の親を持ち子供も1人という共通点を中心に話が続くことになりました。

 

いつまで経っても親から世話を焼かれているとか,年を取ると自分のペースや考えの通りにしか行動できなくなるようだ,今のところ親が元気でありがたいとか,帰省しても何か役に立つことをするわけではないが親は子供のために食事を作り世話を焼くことで遣り甲斐,生き甲斐を感じているようだ,あまり気乗りしないようでも実際に旅行に連れて行くと喜んでくれる,など共感できる話題に花が咲きました。

 

私が下車する際に「時々このように隣に座った方とお話されることがあるのでしょうか?」とお聞きしたところ「いいえ,初めてです」とおっしゃられました。「私も(女性とは)初めてです」とお答えしました。(^_^;) なかなか得難いほのぼのとしたひと時を過ごすことができました。