●植物によるペットの中毒


米国の大手保険会社、ベテリナリーペットインシュアランスCo.が発表した2008年の保険請求実績で、植物によるペットの中毒トップ10を発表した。


1位 干しブドウ、ブドウ

2位 キノコ

3位 マリファナ

4位 ユリ         (ほとんどがネコ)

5位 クルミ

6位 タマネギ

7位 サゴヤシ

8位 マカデミアナッツ

9位 アザレア

10位 アジサイ


干しブドウ、ブドウ中毒の詳細解説 → http://ameblo.jp/lessonwan/entry-10112448554.html


庭に置いてある肥料による中毒も多く発生している。犬の神経系統にダメージを与える有機リン酸化合物を含むものがあるので、要注意!


(資料 VPI、米国カリフォルニア州/ペット経営APRIL2009)


ヨーロッパでは、野生のオオカミの保護地区が設けられている。若いオスのオオカミが、育てられたファミリーから離れてひとり立ちしていく過程を追ったドキュメンタリー・フィルムに、飢えを満たすためにブドウを食べるシーンがでてくる。


解説では、オオカミがブドウを食べることはそれほど珍しいことではなく、本能的に、即効性のエネルギーである「ブドウ糖」が摂取できることを知っているからだと説明していた。


しかし、犬にとって、ブドウもしくは干しブドウに含まれている成分が腎臓機能に悪影響を与えるのであれば、オオカミにも同じような障害が起こるのではないかと心配になった。