クーポンで前日購入したカップ麺と調理パンをいただき8時出発。ビジネスホテル久月はオーナーの男性しか合わなかったけど、清潔で感じのいい宿であった。
佐伯湾は晴朗なれど波高し。
9時、つくみイルカ島到着、しかし10時開園。もと来た道をもどる。
途中、興味深い看板を発見。さる追い払い犬。調べてみたら、平成26年度でさる追い払い犬(モンキードック)を運用している自治体は全国で61市町村、九州では津久見市と武雄市が実施していることになっている。また、農村計画学会誌 33巻論文特集号2014年11月掲載の「野生サル追い払い犬事業の成果と課題」では、津久見市は過去5頭いたが論文が調査した時点では0頭になっている。平成29年度の津久見市鳥獣被害防止計画(変更)には、平成24年度より編成した「鳥獣被害対策実施隊(通称:サルパト隊)」によるサルの捕獲、追払い活動との記載があるものの、さる追い払い犬についての記述が見出せなかった。
田川水疱の漫画「のらくろ」では主人公が所属する猛犬連隊は仇敵、山猿連隊と戦争をしていた。いろいろ課題があるようではあるが、勢力を増す現代の山猿連隊にさる追い払い犬がリアル猛犬連隊として立ち向かって欲しいものである。
10時20分、佐伯市の豊後二見ヶ浦着。
願掛け福玉なるガチャが設置されていた。
豊後二見ヶ浦そばの船溜まりにいたご夫婦らしき方の会話
船だまりにいる魚を見ながら
夫「なんで、こんなところに魚がおるんやろう。」
妻「それは、海やからや。」
要塞のような太平洋セメントの工場を過ぎると佐伯市街。
「男の港」で有名な鶴御崎をあきらめ、余裕を持って延岡に着くため国道388号線で蒲江を目指すことに。ところが、とんでもない山越え。
ようやく山越えが終わり、海が見えてきた。
ジャズの流れる道の駅かまえに着いたのは15時半。見た限り地元の方々の憩いの場になっている感じである。
ここから、海沿いに延岡に行きたかったのだが、県道がなんとなくあやしくて、国道388号線へ。またもとんでもない山越え。三川内というところまで登って、また降る。
再び海が見えて、道の駅北浦で日没。一応延岡市には、入っているようだ。
延岡市内に入っているはずだが、388号線はだんだんと山の中へ。暗いせいで、星がきれいだ。たまに通り過ぎる車のヘッドライト以外、まったく明かりがない。自転車のたよりない前照灯で、山道を進むと道路脇の茂みから物音が。さらに驚いたのは人家もなさそうなところから犬の吠え声。一匹だけのようだが、野犬の群れが集まってきたらたまらないので、闇を切り裂いて走る。山道がくだりにはいると遠くに明かりが、延岡の町である。
ビジネスホテル延岡に着いたのは21時少し前、休む間もなくマックスバリュー岡富店に買い出しに。夕食はごぼうおかかご飯弁当と焼酎ひとめぼれ、それにビールらしきもの。
本日の支出はホテル代素泊まり3,700円(2025年はシングル4,500円程度)、食費等689円
合計4,389円 611円の黒字
大分県の旅行支援がいかに手厚いか実感。