フェリーから下船して遍路開始。一番札所の霊山寺は、鳴門市にあるので、まずは吉野川を目指す。10時半、吉野川沿いを走り、吉野川大橋に到達。
でかい川だ。吉野川の川幅は荒川に次いで二番目に大きいそうだ。また四国三郎とも呼ばれ日本三大暴れ川の一つだ。
空には、飛行訓練中と思われる飛行機が飛び交っている。海上自衛隊徳島教育航空群だろうか。吉野川を越えて、まっすぐ進むと鳴門市街が近づいてくる。地図アプリで確認して、軌道修正。ゆめタウン徳島で小休止して県道225号を進むと歩き遍路さん発見。さらに進むと霊山寺の道標確認。
一番札所 竺和山 一乗院 霊山寺
霊山寺到着は13時。門前のお土産物屋さんで数珠を買う。1,500円ぐらいだったろうか。
交通マナーアップの看板。キャラクターはマナちゃんとアップくん。
境内には池があり、池の向こうには多宝塔。
ご本尊は、釈迦如来。真言は、のうまく さんまんだ ぼだなん ばく 魂の成長、悟りを開くためのご利益があるとのこと。
初めての参拝なので、前の人を見ながら行う。納経所でご朱印をいただき、外に出るとユニークな石像や意味ありげな石像。
ここで、帽子がないことに気づく。お寺に入ってから脱いだはずなので、歩いた場所を見てまわるがない。もしや届けられているのではと納経所に聞いてみるがなかった。もう一度見て回るがない。諦めて行こうとすると歩き遍路であろう方が、満願達成したので記念写真を撮って欲しいと頼まれる。1回目は順打ちで、今回はそのお礼参り、逆打ちで回ったとのこと。お礼の納め札をいただく。どのような願いが叶ったか分からないが、いい笑顔をされていた。
二番札所 日照山 無量寿院 極楽寺
帽子をなくしたのは、いい加減な気持ちで遍路を始めたことについて仏罰が当たったのではと、不安な気持ちになりながら極楽寺へ。ここからは、道標が整備されていて見つけやすい。
ご本尊は、阿弥陀如来。真言は、おん あみりた ていせい からうん 極楽往生、現世安穏のご利益があるとのこと。
三番札所 亀光山 釈迦院 金泉寺
朱色の山門。
満願弁財天の像。
ご本尊は、釈迦如来。真言は、のうまく さんまんだ ぼだなん ばく 魂の成長、悟りを開くためのご利益があるとのこと。
赤い欄干の橋がある。
義経が弁慶の力試しに持ち上げさせたと伝えられている「弁慶の力石」
四番札所 黒巌山 遍照院 大日寺
すこし山に入ったところにあるお寺。
ご本尊は、大日如来。真言は、おん あびらうんけん ばざらだどばん 「知恵」と「優しさ」の光で世界を照らすとのこと。
四国三十三観音像が安置されている。
五番札所 無尽山 荘厳院 地蔵寺
地図は、大日寺を参照。
ご本尊は、延命地蔵 胎内仏・勝軍地蔵菩薩。真言は、おん かかかび さんまえい そわか 無病息災、五穀豊穣、交通安全、水子祈願、安産、子授け、子供守護、先祖菩提、戦勝祈願など。
お大師様と鐘楼。
立派なイチョウの木がある。
次のお寺に移動中に見かけたお遍路さんの休憩所。
六番札所 温泉山 瑠璃光院 安楽寺
ご本尊は、薬師如来。真言は、おん ころころ せんだり まとうぎ そわか 病気治癒(特に目病)、健康長寿、災難除去、安産祈願、現世利益。
境内には池があり、鯉が泳いでいる。
多宝塔と安楽橋。
境内の中に神社。神仏習合のなごりか。
このお寺の宿坊には、天然温泉の大浴場があるらしい。ここに来る途中、歩き遍路の人たちが「今夜は温泉に入って、ビールだ。」と行っていたのはこのことか。
七番札所 光明山 蓮華院 十楽寺
ご本尊は、阿弥陀如来。真言は、おん あみりた ていせい からうん 極楽往生、現世安穏のご利益があるとのこと。
団体のお遍路さんが長々とお経を唱えていたので、脇でちゃちゃと済ませる。
不動明王と戦没者慰霊碑。
ここで、16時半。次の熊谷寺まで、駒を進めるが、あと2Kmのところで16時55分。納経時間は17時までなので、予約していた吉野川市の旅館 尾池へ撤収。
17時を回るとすぐに暗くなる。吉野川にかかる西条大橋を渡るころには真っ暗。国道318号線に入り、鴨島駅の近くに宿があるはずだが、駅の道標を見つけられず少々迷う。
結局19時半に到着。少し休んで、マルナカかもしま店にお弁当と発泡酒、明日の朝食を仕入れて本日は終了。予定では十番札所まで回るつもりだったのに。
宿泊費:4,900円(2025年変わらず)
飲食費:681円
納経料:2,100円(2024年4月から500円に改訂されたため、今は3,500円)
数珠:1,500円
総移動距離:385.2km(フェリーを含む)












































