11月6日、午後から天気が荒れそうなので、出港の1時間前である18時までに新門司のフェリーターミナルに着けばよいのだが13時には到着。

 オーシャン東九フェリーターミナルは3階建てである。ここから徳島を経由して東京まで行ける。

 乗船するフェリーしまんとは既に接舷している。やることもなくブラブラしていると14時に雨が激しくなる。

 3階の自動発券機は、17時になるまで動かないそうで、待合室でテレビを見たり、スマホをいじったりターミナル内をうろうろしたりする。ターミナルに船内図があり、客室と同じ階に自転車室があることが判明。徒歩で乗船する人と一緒に乗船するなら、乗船口のある3階にあげておかねばならないが、17時に3階の窓口が開くようなので、その時確認することにする。

 17時、発券開始。窓口には先客がいて、なかなか話が終わらない。こちらは、自転車をどこから乗せるかの一点だけなのに。1階にも窓口があったので、聞いてみたがフェリーとは別会社、3階に戻っても、まだ話は終わっていない。ちょうど事務服の女性が通りかかったので聞いてみると、さっき聞いた1階の別会社の人。話をしてくれたのか窓口の奥から別のフェリーの職員が出てきて車やバイクと同じように乗るとのこと。たぶん自転車室とは輪行袋に入れた自転車を置く場所ではないだろうか。

 18時乗船、自動車、バイクに続き自転車は最後だった。19時出港。2等洋室は木造のカプセルホテルと言った感じ、この部屋には全部で8床あるが、他に客はいなく個室として使えた。

 風呂は24時間利用可能とのことだが、低気圧の影響で閉鎖するかもしれないとのことで、早々に入浴。コインランドリーもあり、なかなか充実している。

 オーシャンプラザの記念写真スポット。坂本龍馬とお龍さんのイラストパネルがある。

 オーシャン東九フェリーには食堂はなく、代わりにフェリーめしの自販機がある。帰れマンデーで紹介されたらしい。

 冷凍食品にしては、少しお高めだが、メニューは充実している。

 フェリーめしを横目に、来る途中LAMUで買ったのり弁とフライドポテトで夕食兼晩酌。22時就寝するが、船の揺れときしむ音で安眠できない。12時に一度起きるが、お酒の自動販売機は、すべて準備中で買えない。酒気帯び運転防止の措置だろうか?

 11月7日 6時起床、日の出前の薄明かりの中フェリーは進む。

 やがて東の空がオレンジ色に染まりはじめる。

 うっすらと四国の山々が左舷に見える。

 徳島港入港開始。

 9時、下船準備のアナウンスが流れ、9時20分着岸。徒歩の旅客はターミナルのタラップが故障しているため船内にバスが迎えに来るとのこと。こちらは、次々と出て行く車やバイクを見送りながら、係員の発進の指示を待っている。

 

運賃:13,240円(2025年 二等洋室11,000円 自転車2,420円で変わらず)

飲食費:838円