筑前岩屋駅のツツジが見頃とのことで、見に行くことにした。彦山駅から小石原方面に途中から県道52号線に入った。「普通車離合困難」の看板がチラッと見えたが、県道だし大丈夫だろうと思ったのが甘かった。しばらく2車線だが途中から人家がなくなり、普通車一台やっと通れる細い場所もあり、くねくねした山道が延々と続いた。山道での唯一の対向車である軽トラと衝突しそうになったりもした。ようやく人家が見えてきた場所が、竹地区の棚田である。

  すこし降ると筑前岩屋駅が見えてきた。駅の駐車場に車を入れる。

  筑前岩屋駅は、元は日田英彦山線の鉄道駅だったが、2017年の九州北部豪雨で鉄道が運休になり駅も休止した。その後鉄道の添田駅~夜明け駅までの復旧を断念。代わりに線路の一部をバス専用道路に改修して日田彦山線BRTが2023年に開業し、駅もバス停として復活した。

  駅周辺にはツツジはあるものの、それほど多い訳ではない。

  踏切であった場所を渡ると、築堤にたくさんのツツジ。

 築堤の両側の斜面に植えられており、かつてはこの上を鉄道が、現在ではBRTひこぼしラインが走っている。

 帰りは、国道211号線まで出て、小石原経由のルートで。急がば回れである。