売れるチラシにするには?お菓子のパッケージからの学び | ストーリーのあるインテリアで暮らしを豊かに               STORY+DESIGN  

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8月ですね。

帰省したら少しは自分の時間が持てるだろう!と目論んでいましたが、そんな甘くはないのが現実…

 


ストーリーのあるインテリアで暮らしを豊かに

STORY+DESIGN 山口晃子です。


 

先月北海道に旅した義両親からお土産がたくさん送られてきました。

その中のひとつがこれ。

 

シレトコファクトリー

シレトコファクトリー


東京駅や上野駅にも店舗があるので、食べたことがある方も多いのでは?

こんなかわいいドーナツ。

息子がとても気に入っていました。

 

今回のお土産はドーナツではなく、生キャラメルラングドシャ。

根室振興局

 

バイヤーが選ぶ北海道の逸品 最優秀賞受賞 というだけあって、とても美味しい!

 

が!

 

パッケージを開けて見て、一瞬「うわっ!」と思ってしまいました。

 

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この文章の量。

読む気しない。

せっかくの写真が文字で隠れてる。

 

個包装のデザインはおしゃれで、牛をモチーフにしたマークもセンス良く、味もいいのに…

 

この蓋の裏側の文章が全てを台無しにしているように感じました。

 

なんだか素人っぽいな…と思って。

 

この長い文章に何が書いてあるかというと、

・中標津にいるスペシャリスト養蜂家のおじいちゃんのストーリー

・そのおじいちゃんに学びながら自社で蜜蜂を飼うストーリー

・中標津のミルク・生クリーム・自社蜂蜜から生キャラメルが生まれたストーリー

 

自然と共存し、人の手がかかった、温もりのある商品だということを伝えたいんだと思いますが、なにせ一文が長い!!

 

これでもか!の情報の押し売りに、パッと目に入った瞬間に拒否反応が。

 

たぶん、ほとんどの方がこの長文を読んでいないと思います。

(私も結構がんばって読みました)

 

この長文を目にする状況って、すでにラングドシャを食べる・食べようとしている時ですよね。

 

そんな場面なら、長文で書かれたうんちくを読むより、食べて美味しいかどうか。もうそれが全て。

 

だったら、より美味しく感じるような事が書いてある方がいいんじゃない?

 

例えば、スペシャリストのおじいちゃんの養蜂姿での写真。

中標津の豊かな自然を感じる写真。

ミルクや生クリーム、生キャラメルのシズル感のある写真。

シズル感についてはこちらがわかりやすいです。)

 

写真プラス短いキャプション。

 

圧倒的に写真の方が印象に残りやすく、味覚さえ変える力があるんじゃないかと感じます。

楽天市場のページは写真でうまく構成されています)

 

お客様の視点でデザインすることを怠らない。

こちらの想いを押し売りしない。

文字よりもビジュアル(写真)。

 

売れるチラシを作りたければ、最低この3点は抑えておくと良いと思います。

 

なにより、興味を持ってもらうことが大事なチラシ。

あれもこれも情報を盛り込み過ぎず、シンプルに。

 

読む側の立場になって、一歩引いてみることが大事です。

 

今回はお菓子のパッケージから、チラシ作りについて考えさせられました。

 

チラシ作りについて、「そうそう!」と思う良い記事↓

売れるチラシ、来店促進するチラシを作る10の要素とは

 

 

 

 

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