インテリアは一生ものではない? | ストーリーのあるインテリアで暮らしを豊かに               STORY+DESIGN  

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こんにちは。
横浜のインテリアデザイナー・ライフオーガナイザーのAKIです。
 
私はMacのPCをずっと使っているのですが、今のMacBookAirはもう6年目。
最近ずっと「お使いの起動ディスクはほとんど一杯です」って表示されるんで調べてみたら、120GBのストレージ中、わずか2.92GBしか空いていない!
 
もう買い替えの時期だと思いますが、とりあえず写真をチェックして減らしました。
溜めるとチェックにも時間がかかりますね・・
そろそろ息子のフォトアルバムをつくらなくては、どんどん成長しちゃうあせる
春がきたら4歳なのに、2歳半までしかつくってない・・
 
アルバムづくりも仕事のひとつだと考えて、期限を決めてすすめたいと思います。
あえての赤字で自分に言い聞かせる
 
 
さて、そんな写真の整理の中で、懐かしいものが出てきました。
在職時、インテリアコーディネーターからインテリアデザイナーへの配置転換があり、退職するまでの1年でデザイナーとして手がけたクリニックの写真です
 
高度がん医療拠点として、患者さまのQOL(quality of life)
つまり、生活の質を第一に考えたクリニックです。
 
こちらのコンペに勝ち、デザインは先輩と、インテリアはほぼ任せてもらいました。
QOLを第一に考えているというところをデザインに落とし込むため、
ホテルのような、ゆったりと他の患者さんを気にしなくてもよい空間にしつらえました。
 
 
私がこだわったのは、アクアリウム!簡単に言うと水槽ね
お魚ちゃんが泳いでます。
 
たとえ待ち時間が長くなっても、動くものを目で追っていると意外とストレスを感じないなーと自分の体験から感じまして・・
 
DE LA MER(ドゥ・ラ・メール)というコスメショップってご存知ですか?
百貨店に行けばたいていあるお店ですが、そこでお買い物をする時にすごくきれいなアクアリウムにいつも釘付けでした。
店員さんにもお魚ちゃんの餌はどうしているのか?など質問したり。
 
そのDE LA MERのアクアリウムを施工したところにお願いして、円柱型をつくっていただきました。
 
 
診察室とホールを分ける壁にもこだわりましたよ。
上の写真のガラスの壁、よーく見て下さい。
わかりますか?
写真じゃわからないですよね。
 
じつは透明ガラスにフィルムを貼って、透け感を調節しています。
上部と下部は天井や床とのつながりを意識して、透け感を出し、中央部分はプライバシーに配慮して、お顔や姿がはっきり確認できないレベルにしました。
 
このフィルムも完全オーダー。
何度もサンプルをつくっていただき、色味もばっちり!
クリニック特有の閉塞感を感じさせないように仕上がりました。
 
 
最後は大きな本棚。
本当はブックディレクターの幅允孝(はばよしたか)さんにディレクションしていただきたく見積を取りましたが、予算の関係上断念・・
 
幅さんのお仕事をリスペクトしている私としては、無念でしたが、いつかどこかでお願いするチャンスをと思っています。
 
照明計画もイメージ通り、ホテルライクな間接照明のくつろぎスペースになりました。
 
 
さて、そんな感じでインテリアデザイナーとして満足のいく空間ができたのですが、去年10月から新しいクリニックに移転してしまいました。
わずか6年間でした。
 
インテリアなんて一生ものじゃないんです。
 
だからこそ楽しいんです!!
一緒にインテリアを楽しみませんか音譜
 
 
 
 

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