ひそみ居し

ふちの龍らも時を得て

雲井に登る

かげのめでたさ

 

 

父の四十九日を終えて、

実家の「神棚封じ」を解きました

 

 

 

「神棚封じ」とは、

家族が亡くなったときに神棚を閉じて

神様に目隠しをするように、

白い半紙を神棚の前へ貼り付け

封じること

 

 

 

神道では「死」は穢れ(気枯れ)ととらえ、

神様は穢れがあると

力を失ってしまうと考えられています

神様が力を失わないようにするために

神棚封じが行われるのですね!

 

 

 

タイミング的に、

年末年始に忌中が重なったので、

ようやく昨日、妹と神棚を磨いて

御札などを、お焚き上げに納めながら、

初詣に行ってきました〜

 

 

 

 

 

 

境内の空気、御神木、

神社って、やっぱりいいですね

雑念が消えて、心が澄んでいきます

 

 

 

参拝し、神棚用に

お伊勢さまのお神札を頂き、

さて、

おみくじでも引いてみようか?

 

 

 

久々に、

ちょっとワクワクしながら

開いてみると…

ハイ、小吉

小吉はともかく、なにやら、

不安を煽るような言葉が

並んでいるではありませんか ポーン

 

 

 

ガーン、

父の死、母の病と続き

どう乗り越えるか、という

今のわたしにとって、

まさに追い打ちー 笑い泣き

 

 

 

今年一年、不穏だなー

動揺を隠せません…

 

 

 

すると、妹が、すかさず

「もう一度、引きなよ」

 

「…え 真顔?」

 

「良くない時は、もう一度引いて

 悪い方は結んで、

 良い方は持ち帰ればいいんだよ」

 

「…そうなの 真顔?」

 

 

 

なんか、

ちょっと違う気がするけど…

 

 

 

妹は、参拝の時にも

「住所と名前を最初に名乗ること」

とか、

1月1日に、ワタナベ薫さんも行っていた

金華山黄金山神社にも毎年参拝しているし…

そんな妹が、まことしやかに言うもので、

 

 

 

ちょっと迷ったものの、

二度引きしました

ハイ、大吉 

ひそみ居し

ふちの龍らも時を得て

雲井に登る

かげのめでたさ

 

辰年に、龍も登場して

なにやら縁起がいいじゃないの 宝石赤

 

 

 

妹に言われるままに、

小吉は、さっさと結び

大吉は、ウキウキお持ち帰り

 

 

 

ところが、

一連の話を聞いた娘、

「本当に2回引いていいの?」

即、ググってる~ 

 

 

出るわ出るわ…

 

引き直しは基本NG

なぜなら、神様に失礼だから?

一カ月後ならOK

別の神社ならOK

別の種類ならOK…

 

 

 

積極的に、もう一度引き直そう!

みたいなものは出てきませんでした~

 

うん、でしょうね 真顔

 

 

 

正解は分かりませんが、

おみくじは

神様からのメッセージであって、

大切なのは、結果ではなく内容

注意された内容には気を付けて過ごし、

大吉であっても油断はするな、とのこと

 

 

 

確かにね、大吉だからって

必ず試験に合格できるという

お墨付きが出たわけでもないですし、

おみくじは、

決して神様の 予言 ではないですよね

 

 

 

どんなメッセージであっても、

自分がどう受けて、どう活かすか

ってことが大切なのかな

 

 

 

結局、自分です

 

 

 

今回の場合は、

もう2回引いちゃってるし

活かそうにも、実は小吉の内容は

全く覚えていません 真顔

 

 

 

もはや、

一連の流れが学びだったと思って

活かすしかないですね〜

 

 

 

おみくじは、

神様の予言ではありません

様々なタイミングで、

自分が何を感じるか

どう受けてどう活かすか!

 

 

 

妹よ、ありがとう

今度、根拠おしえてね 真顔

 

 

 

 

 

あなたの人生が、

まるごと豊かでありますように赤薔薇

 

 

 

 

 

ライフキャリアコーチ 遠藤 幸(Miyuki Endo)

MCC / 産業カウンセラー / 国家資格キャリアコンサルタント