精油は化学とエネルギー | 岐阜・薬剤師からアロマ薬剤師へ・アロマを多方面からお伝え☆

岐阜・薬剤師からアロマ薬剤師へ・アロマを多方面からお伝え☆

祖父の時代の薬剤師はお客さんから症状を聞き調剤をしていました。その形をアロマテラピーで実現したいという思いと。
アロマテラピーを薬理と自然哲学と感性で使いたい。
そんな思いからアロマ薬剤師となりました♬
岐阜から発信!

本日はアドバイザーレッスン2。

精油の化学です

{5EE57EEF-CEE8-4D5E-A672-6E29504FE171}

原子とは?
分子とは?
構造式って?

そんな話の中で、原子が陽子と中性子を核にして電子が回っていることをお話しします。

{CE26ECDD-48DB-442F-AA95-4DC8A9730F13}

これらの原子が集まったものが分子。

{0B2DB491-9A7A-4D0D-8718-2365A206871C}

電子が回っているということは、原子そのものはジッとしていないということ
つまり分子もブルブルしてるということ

精油は主に炭素、水素、一部酸素からなりますが、人の体も、炭素、水素、酸素でほぼ96パーセント成り立っているとされます。

精油の分子や細胞の分子。
お互いの振動がマッチングして人の体の状態は中庸になります

植物由来のものは、そんなに押し付けがましくなく優しいです。
そしてこれらの分子や原子は更に小さな粒子としても働くのでは?と考えます

そうなると、今度は細胞の中の小さな器官にも…、
そして感情面にも作用してくるとも考えられます

つまり、精油を体内に入れるのはエネルギーを入れていることとほぼ等しく、精油を使ったトリートメントをすると体がポカポカ温まるのはそういう理由もあります

自律神経のバランスをとる嗅覚刺激とともに、こうした分子の振動によって体内の細胞のバランスも取ることが考えられるアロマテラピーは。

このような考え方をすると薬理では語れないことも多々出てきます

{9893BF9A-DF08-4421-9365-5C4FAB5F8DC6}

そんな流れの中でのフランキンセンスやミルラのお話も。

宗教色が強い精油ですが、まさに心の傷やトラウマを癒すのにはいい精油。

特にフランキンセンスは緩和ケアには欠かすことができないくらいで、これは魂の浄化の精油とも言われています

反面フラノオイデスマ1-3ディエンという分子に細胞の賦活などもわかってきており、皮膚組織などな再生の精油の意味も頷けます


アロマテラピーの世界は、単に薬理だけ求めると自然破壊にも繋がりかねないな …と。最近は思います。
(始めた当初は薬理だけ求めてましたね・笑)

自然の賜物を使わせていただくという姿勢も。アロマ使いには必要になってくるのではないかな?とも

多ければいい!
どんどん追加すればいい!

の、時代から。

引き算の時代に移り変わっているような最近の星回り。
アロマテラピーも、高濃度使用や原液使用の時代から変わってくると思いますね。

それは若い子たちを見てるとわかりますよ。
繊細でかつ敏感な人が多くなってますから

そして嗅覚をつかさどる世界ですので、自由な発想でのブレンドは必須になってくると思います

それでも薬理や化学は知っておくことは大切
実際に禁忌や注意が必要な精油もあるわけですからね(*^-^)b


魅力的なアロマの世界

{EF46DE94-4CB2-4339-9F1D-8F99244F7E5A}

一滴の想いをお伝えし続けていきましょう