朔日詣り

無事に過ごせた一ヶ月を感謝し、また新しい月の無事を願って

氏神様にお参りに行くようなのですが

地元ではないので毎月伊勢神宮へ

 

まぁ 朔日餅と朔日香という目的もあるのですが

 

ただ今朝はめちゃくちゃ寒かった・・・

 

朝起きれるように5時半にエアコンのタイマーセットして寝たけれど

寒すぎて全然お部屋が暖まらず布団から出られませんでした(/_;)

 

朔日餅はあきらめて

日中は暖かくなるという天気予報を信じて

予定より2時間遅れで8時出発

 

しっかし寒いわけです

車の窓がすべて凍っております・・・

エアコンつけて解けるまでしばらく車の中で待機です・・・

 

5分くらいかなぁ~

やっと前と左右がしっかり見えるようになりました。

後方はまだ真っ白でしたがとりあえず出発!

 

9時頃到着

宇治橋までも霜がおりています。

 

手水舎で手を清めて

五十鈴川御手洗場へ

 

今日は鴨がたくさん

こんなにいるのは初めてかも

めじろも遊びに来てました。

最近は少なくなっていたのですが、

いまだにお賽銭を投げ入れている方がいるようです。

昔はここで参拝前に身を清めていたそうですが

身を清める場所であってご利益があるわけではありません。

川が汚れるだけなので、やめましょう。

お賽銭は各お社にある賽銭箱へ

 

清流五十鈴川のせせらぎに癒されたら

順序としては正宮に向かうのですが

近場から順番に参拝させていただいてます。

 

まずは五十鈴川に背を向けて右手にある細い参道を入ってすぐにある

瀧祭神(たきまつりのかみ)

伊勢神宮皇大神宮の所管社です。

五十鈴川の守り神で

内宮の所管社ながら、祭典は別宮に準じているそうです。

社殿は無く、御垣と御門のみ。

 

所管社とは

・「延喜式神名帳」にも「延暦儀式帳」にも記載されていない神社
・正宮や別宮、末社と関連の深い神社

・水やお酒、お米、塩、麻、絹などのお供え物
・宮域鎮護
・祭祀
の分野で深く関係を持つ神々が祀られている神社です。

 

次に向かうのは瀧祭神から続く参道を進むと右手に見えてくる鳥居と橋を

渡った先にある風日祈宮(かざひのみのみや)

風日祈宮(かざひのみのみや)は伊勢神宮皇大神宮の境内別宮です。

御祭神は級長津彦命(しなつひこのみこと) 級長戸辺命(しなとべのみこと

伊弉諾尊の御子神で、特に風雨を司る神です。

 

こちらでは写真に収めることは控えさせていただきましたが

宮司さんたちがお社の門をあけ中に入り祭事を行う場面に遭遇

 

毎日行われている⽇別朝⼣⼤御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)ですかね??

 

⽇別朝⼣⼤御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)については

 

ところで伊勢神宮のハート石ってご存じですか?

宇治浦田の市営宇治駐車場(内宮B1~B4)から、

おはらい町へ向かう内宮おかげ参道の地下道に

あるものが有名かと思いますが

風日祈宮の石垣のところにもあるんです。

 

地下道の人工的なハートよりこちらの方が趣があるように思いませんか?

是非探してみてください。

 

貴重な場面に遭遇した後はいよいよ正宮へ

 

こちらはご説明するまでもないかと思いますが

御祭神は皇室の御祖神であり日本人の大御祖神である天照大御神。

全国の神社の本宗です。

 

三種の神器の一つである八咫鏡をご神体としてお祀りされています。

 

こちらでは個人的なお願いはNGとされています。

しかし、正式にはそのような決まりごとは無いそうです。

ただ、日本の守り神である尊い神様ですから日々の感謝とともに、

個人的なことより日本全体・世界全体の平和など大規模なお願いのほうが良いのでは

ということなのでしょう。

 

正宮をご参拝させていただいて次に向かうのは別宮の荒祭宮(あらまつりのみや)。

こちらに向かう途中にあるパワースポット大きな杉。樹齢何年くらいになるんでしょうね?

この杉のたつ地が地球の磁力がぶつかりあって互いのエネルギーが打ち消されるゼロ磁場なのか

ねじれています。ゼロ地場のパワースポットといえば長野が有名ですね。

 

参拝者がパワーをもらおうと触っているため、下の方はツルツルになってしまってます。

木も生き物です。負担がかかるので触るのはやめましょう。

木の下に立って深呼吸するだけでも十分パワーをいただくことができますよ。

 

ちなみに同じようにねじれた杉が皇大神宮別宮 瀧原宮にもあります。

 

パワーツリーにご挨拶して次は

こちら御稲御倉(みしねのみくら、ごとうのみくら)

こちらも所管社。

素通りされる方も多いのですが、小さいながら、内宮と同じ唯一神明造の神社です。

御祭神は御稲御倉神(みしねのみくらのかみ)。穀物、食物の神様です。

倉の中には御稲御倉神が守る神田から収穫した抜穂(ぬいぼ)の御稲が納められていて

祭典のときに大御饌(おおみけ)として神前にお供えされます。

 

続いて

外幣殿(げへいでん)

大きさこそ異なりますが、内宮と外宮のご正宮と同じ造り方の唯一神明造(ゆういつしんめいづくり)の高床式。

古くは三后(太皇太后、皇太后、皇后)、皇太子ならびに東海道駅使の奉った幣帛、

および神戸(かんべ)の調(みつぎ)の荷前(のざき)などを納めていたが、

現在は式年遷宮で撤下された神宝が納められているようです。

 

参道を進み階段を下りて荒祭宮(あらまつりのみや)へ

この階段の途中にも注意ポイントがあります。

 

 

何??と思われるかもですが

こちらの中央のひび割れた石が『踏まぬ石』と言われているものです。

 

なんでこんなところに?というくらい中央に飛び出てあります。

あまりにも不思議なところにあり

ひび割れが「天」という字に見えることから
天から降ってきた石?とか言われています。

でパワースポットと思われる方も多いかもしれませんが
こちらの石決して触ったり ましてや踏んだりしてはいけません!!

うっかり踏んだ人が骨折したとか、足の病気を患ったという話を聞きます。

 

40段目くらいの中央に飛び出ていますので、目立つと思いますし

参道の中央は神様の通り道

作法を守って参拝されていれば踏むことはないと思います。

 

ちょっと長くなってしまったので荒祭宮から後の参拝ルートは

また次の記事でご紹介させていただきます。

お楽しみに