昨日は前日までの雨から打って変わっての晴天。機嫌良くいつもの道を歩いていると違和感を感じました。

それは、これまであったものが、ない。

それはザラザラとしたノイズのようでもあり、砂ぼこりのようなもののイメージです。

時期的に花粉とも表現できそうなもの。


非常に感覚的ながら、綺麗さっぱりない別世界かのような空気感。


神聖さも感じられる清浄な波長は異質なもの。不思議に思って周りを見渡すと、そこには桜の花がありました。


いつもの景色で変わったことといえば、こちらの桜の木くらい。



前日の雨がいろいろと洗い流してくれたことの相乗的なものかもしれません。


桜の花の作用について調べてみると、リラックスや鎮静、抗菌などいろいろ見つかりました。


色や香り、植物としての作用などまとめると『浄化』とあらわすこともできそうです。

蕾から開花したことにより連動して、桜の木周辺にも変調が訪れたのかもしれません。




ふと、いつもとなにか違う。という本能的な感覚から桜を発見するまで、ほんの数秒の間のことです。


何気ない日常の中で、五感に誘われる体験はなかなかマジカルです。



翌日の今日はもう七分咲きくらいになっていました。今週末が見頃かもしれません。