今回も、前回の続きです。
この頃の私の望みは、
母親の意見だけをぶつけてこないこと、即ち私の自尊心をちゃんと見てくれること。
私がしたいこと、得意なことを、母が応援してくれること、またはトライさせてくれること。
友達と遊ぶことを母が快く許してくれること。
母かすぐに怒らず、または批判せずに私の学校での出来事を聴いてくれること。
母が何でも相談できる心で、私の悩み事を受け止めてくれること。
本当にそれだけでした。
当時、母は人形を溺愛するかのような愛情で、私の「心 」に寄り添うことは、全くありませんでした。本当の母親じゃないのでは？と思うこともありました。
また、今になり分かったのですが。母の気性が激しかったのは、育児に対して父の協力がなく、かなりイライラしていたそうです。
このことから、女性が育児、仕事、趣味を両立できる環境が、いかに大切かということが、とてもよく分かりました。
さて、ここから、前回の続きで、反動で過食症食になった時の様子を。
食べられない日々にも、終止符をうつ日がきました。
食べたくてどうしようもないお菓子をいっさい我慢していましたが、ある日、一口食べると、もう線が切れたように止まらず、一気にビスケットを全部食べてしまいました。
あまりにも食べ物を我慢しすぎた反動は、恐ろしい量を食べるようになりました。
隠れ食いをしたり、夜中もおせんべいなど、平らげて、胃が苦しくなるほど食べるようになりました。
少しだけ食べるということが出来ず、食べ始めたら、止まらないのです。
そのうちち、胃が耐え切れず、胃炎を起こし、吐き気が止まらず入院になりました。
拒食症の反動で、過食症になってしまったのです。
既に拒食から半年経ち、小学5年になるころでした…。
次回は、拒食と過食を繰り返し、中学生、高校生の時を綴ります。
後、3回くらいですかね
続く。
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