昨日は東京国際フォーラムにて「ブラッド・ブラザーズ」を観ました。

 

出演は、ミッキーに柿澤勇人さん、エドワードにウエンツ瑛士さん、リンダに木南晴夏さん、ミスター・ライオンズに鈴木壮麻さん、サミーに内田朝陽さん、ナレーターに伊礼彼方さん、ミセス・ライオンズに一路真輝さん、ミセス・ジョンストンに堀内敬子さん、アンサンブルは、河合篤子さん、安福毅さん、岡田誠さん、家塚敦子さん、俵和也さん、でした。

 

全く別々の人生を送ることになった双子の悲劇の物語。どこかシェイクスピアの悲劇を思わせる、とてもイギリスの香りが漂う舞台です。舞台がイギリスであるというだけの理由ではありません。うまく言えないけれど、きっとこれはアメリカでは作られなかった、イギリスでだからこそ誕生しえた舞台のように思います。

 

悲劇、といってもただ重たいだけではなく、人生の哀しさがしみじみと心に沁みこんでくる、そんな作品です。音楽も美しい。ウエスト・エンドでも何度か観ていますが、観るたびにまた観たくなる、僕にとってはそんな作品です。