今日は、光が丘のIMAホールで「ミュージカル ルルドの奇跡」を観てきました。

 

 主な出演は、ベルナデットに水野貴以さん、ペラマール神父に岸田敏志さん、ドズー医師に今拓哉さん、フランソワ・スビルーに石原慎一さん、ラカデ市長に青山明さん、ジュトール検事に小西のりゆきさん、ジャコメ署長に菊地まさはるさん、ブーリエットに萬谷法英さん、マダム・ミレーに松岡美桔さん、でした。

 

 フランス南西部の小さな町ルルドに住む貧しい娘、ベルナデットが、聖母マリアの啓示を受けて掘った泉から湧き出た水が病人を治したという伝説をモチーフにした物語です。水野貴以さんがとても素敵でした。この聖なる物語に水野さんのピュアな歌声がぴったりとはまります。薄幸でありながら、どこか聖なるものを感じさせる少女が舞台の上で生きていました。そして、脇を固める小西のりゆきと菊地まさはるさんのどこかコミカルな演技がベルナデットの水野さんを支えていました。修道女マリー・ベルナールとなったベルナデットが天に召されるシーンはどこかレ・ミゼラブルのエピローグを思わせ、ウルっときてしまいました。