ココ・ファーム ワイナリーを訪問!! (その 4)
試飲後、ワイナリーツアーに参加しました。
選果場を通ると、ぶどうのプレス機がありました。
ココ・ファームでは、選果を徹底的に厳しく行っており、健全なぶどうのみをプレス機にかけています。

なかなか大きなプレス機が並んでいます。
クリスマスの飾りつけが可愛らしい大きなドアを開けて、白ワイン用の発酵タンクがあるエリアへ。

ステレンスのタンクがずらりと並んで壮観です。

8,500 L のステンレスタンクを主力に、違うサイズのステンレスタンクがいくつかあります。
ステンレスタンクは、白ワインの発酵に用いています。
発酵・熟成には、シュール・リー製法も導入されており、低温熟成に必要な温度管理も可能です。
発酵は、天然酵母のみを用いています。
同じ品種のぶどうであっても、酵母の働きが異なることから、タンクごとに味わいに違いが生じると言います。
味わいが均一になる培養酵母による発酵に比べ、天然酵母による発酵は、品質にばらつきができ、発酵に時間と手間が掛かるそうです。
しかし、ワインの味わいに意外性・多様性の面白さと複雑さ・奥行きがもたらされる天然酵母の長所を優先、天然酵母 100% で発酵させています。

次に、ワイナリー横にある地下ワインカーヴへ。
ココ・ファーム創業者の川田昇氏が、シャンパーニュ視察で見た地下カーヴに感激、帰国後、はじめは自分で、カーヴを掘り進めたそうです。
しかし、地盤が脆くてうまくいかず、専門の事業者さんに依頼して完成した素晴らしい地下カーヴです。

赤ワインの樽発酵・熟成に用いられています。
カーヴ内は、ワインと酵母の香りが漂い、発酵による発熱のためか、樽からじんわりと温かみが伝わります。
ワインが呼吸しているような空気感があり、ワインは生きていると感じます。
木樽の隙間からワインが蒸発するため、定期的にワインを継ぎ足しています。
ワイン補わないと、樽を伝ってワインが蒸発するため、樽の液面が下がり、ワインは空気に触れ、酸化してしまいます。
蒸発率は、かなり高く、樽発酵・熟成のワインは、「かなりの大酒飲み」と言います。

地下にある天然カーヴは、一年を通して一定で、気温は 12 度、湿度は 60% に保たれています。
まさに、ワインにとって、理想的な環境と言えます。

カーヴ入り口に掲げられた「天使の光輪」の詩。
ココ・ファームが初めて瓶内二次発酵のスパークリングワインを足利の地で造ったことを、シャンパーニュを始めて造った盲目の僧侶、ピエール・ペリニヨン氏に重ねて作成した詩です。
スパークリングワインの泡が、瓶内二次発酵の際に静かに瓶内で輝く様子を「天使の光輪」に例えています。
醸造所・カーヴを見学、このあとスパークリングワインの醸造に必須の動瓶台などを見学させていただきました。
じっくりと説明を聞きながら醸造所・カーヴを回りました。
ワイン造りを身近に感じることのできる、とても満足度の高い見学会でした。