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フランス料理人 宮崎裕大 うんちく雑学blog

このブログは料理に使われいる食材の紹介や、料理のうんちく、身近でモノづくりにはげんでいる人たちの紹介などをしていこうというブログです。   よろしくです!!

先週に続いて、独立テーマ第二弾です!!


その前に独立の進捗を!

先日、地元高知県宿毛市の隣町 四万十市に物件を見に行きました。
写真は、その中で一番気にいった物件の写真です☆





どうですか??

田舎ですが、なかなかいい物件だと思います!!
しばらくはこの物件をベースに見積りを集め、同時進行で、他の出店候補地での物件探索を行っていきます!!


でも、鍋やフライパンなどの厨房備品は今のうちに徐々に集めていきたいな☆



では、前回の記事の続きです。



「フレンチバル スタイル」

を目指す僕が、なぜ高級フランス料理店でずっと修行していたかというと、

理由は簡単!!

引き出しを増やし、経験、”出来ること”を増やすためです。




そうすれば、

お客様により質の高いサービスの提供

安価で安全なお料理の提供

特別な予約などでの高級な料理の提供



そういったものができるようになるからです!!


例えば、
修行時代にMAX3000円の料理までしかしたことがなければ、

3000円の価値提供は人まねでもできるでしょう。

しかし!!


もしお客様から、30000円のコースを希望されたら、いいものを考えづらいです。

そして、ただの高級食材の羅列になるといったパターンになります。


そういった時に、いろいろな職場での経験、知識は、自分がお答えすることの出来るお客様のニーズの幅を広げることに繋がると考え、今まで修行して参りました!!


前回から、僕の自己紹介にお付き合い頂きどうもありがとうございます☆


ちなみに、和食や居酒屋、製菓、製パンの経験もあります。

またアップしていきますので、是非是非ご覧になってみてはいかがでしょうか?
久しぶりのブログ投稿です!!

今回から、僕の独立に向けての動きを随時アップしていきたいと思います!

僕が独立を目指す業態は

フレンチバル!!

です。



フレンチバルとは??

まずバル(BAR)とはアルファベット表記ではバーと読めますが、日本での認識ではおそらくオシャレなバーと居酒屋が合体したようなスタイルです。


僕のことをプライベートで知っている方は少し意外だったのでは??


っというのも軽く自己紹介混じりますが、僕が今まで修行していたお店は

東京 白金台
横浜 山手
神戸 異人館通り


など高級住宅街にある高級料理店と呼ばれるフランス料理店ばかりでした。




ですが、僕がこの業界に入った時からやりたかったお店のイメージは


味のあるおっさん
「マスター!! なんかビールとつまむモン頂戴!!」




「今日、良い鯛が入ってるんで、特別にお刺身スタイルで出しますね!」




みたいなやり取りのあるフランス料理店が理想でした!
デートにも飲み会にも使えるお店です!



写真はインターネットでもらってきた他店様の写真で、僕の理想に近いお店のイメージです!!





ではでは、次回はそんな僕がどうして高級フランス料理店で修業し、なぜ実際にフランスまで行ったのか??


そんなようなこととお店づくりの進捗報告をさせて頂きます!!

この記事を御覧の皆様には、

「本当にできるの?」

「いつになったら、やるの??」

「おまえには無理だよ!!」


など、ニヤニヤしながら見て頂ければと思います☆

今度の更新は来週します♪

Living with Food





「良質な素材は見るからに美しく、パワーにあふれ、多くの未知なる感動を秘めている」


DEANDELUCAのデルーカ氏の言葉です。







今回は、DEANDELUCAの本を買ったので、そこからの抜粋とともに自分の意見を盛り込んだ記事です。









DEANDELUCAの世界】

色鮮やかな野菜や魚介類、チーズに生ハム、ベーカリーやスイーツなど、世界中のマーケットをそのまま持ち込んだかのような店内。





イメージですが、おそらくその扉を開けると、そこには様々な食材の美しさがあふれ、そこから紡ぎだされる料理への期待を膨らませることでしょう。





僕たち料理人の使命である「生産者の気持ちをお客様へ伝える」その一つの方法だと思います。







【風土の恵みにこだわって】


「お客様に少しでも美味しく健康になっていただける食材を作り、喜んで頂きたい。」








僕たち料理人はそういった想いのこもった食材を使わせて頂き、
お客様から「ありがとう」と言っていただける職業だとおもっております。










想いを込めた生産者の方は直接、お客様からの反応を聞く機会も少ないのに精一杯のものを、その土地の風土に合わせて作られています。






僕たちにはそういった食材を使わせて頂くに際しての義務、責任があることを常に意識し、

お客様により良いものを提供するために、
「その土地の風土の恵みにこだわって」提供していきたいと改めて、意識しました。











SYMPHONY-集い、楽しむ、味覚の交響曲】


様々な楽器が一同に会し、

旋律をドラマチックに彩る交響曲にも似て、

食卓に並ぶ料理は、

食材同士の調和や融合を味わうもの。

DEANDELUCA Living with Foodより)










この「
SYNPHONY」の一文は、僕の考える理想のレストランのイメージと、とても合致し、そのまま拝借させて頂きました。













僕の思う【料理】は、


様々な食材や技法による、「デザイン」、「味」、「温度」、「食感」などの競演。





僕の思う【サービス】は、


お客様たちの「時間」を、より心地よく過ごして頂けるための演出。

舞台に立つ、演者で黒子。





僕の思う【レストラン】は、


「料理」、「サービス」、「内装」、「カトラリー」を以て、お客様の【非日常】を演出し、

大切な人との素敵な時間を過ごして頂くための空間。


僕は料理人ですが、料理はあくまで表現の一つにすぎず、そういったレストラン像は今も変わりなく、そしてこれからも、その思いを持ち続け、「素敵な時間」を演出していきたいと思っています。



今回、そういった「原点の気持ち」に一度、立ち返るきっかけを頂け、今回のブログでの抜粋をさせて頂きました「DEANDELUCA」様には感謝をし、これからも歩んでいきます。