11/30(日)にアイナロハ渡辺大地さんをお招きして、「産前産後夫婦のための父親学級」を開催しました。


今回8組のご夫婦にご参加いただきました。
子育て中のかた、妊娠中のかた、産後2ヶ月(!)のお母さんなど、まさに産前産後のご夫婦にたくさん聴いていただくことができました。


そして、もう一つ興味深かったのが、参加者がほとんど名古屋市外だったことです。
それぞれの地域での子育て支援の施策や充実さにも関係あるのでしょうか?


滅多にない名古屋開催ということで、渡辺大地さんにはご当地プログラムということで、いつもの父親学級よりも多くのワークを取り入れて進めていただきました。


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テーマは「夫婦会議をしよう!」


宿題もたくさん出していただきました。


渡辺さんにワークショップをお願いする理由は、子育てや夫婦コミュニケーションに関して”こうあるべき”論みたいなワークが多い中、「夫婦で考える」というところに徹底しているところです。


夫婦での子育てに関して答えを求めて来たやってきたかたにとっては、最初「えっ」と思うかも知れません。
しかし、答えは夫や妻ご自身がすでに持っていると思うのです。


それぞれの暮らしの環境、働きかた、ライフスタイル、価値観は人それぞれ。さまざまな事例を元に、だったら我が家ではどうしていくか?を深く考えることが大切なんじゃないかなと思うのです。


例えば、出産で入院している間に妻がいないときにやっておくべきことは「あれとこれとそれ」って教えられるのではなく、「夫婦で考える」。


そして、妻が実は言いたくても言えないこと、気を使わないといけないところたくさんあります。友達や実母にいろいろと言っては見るものの、やっぱり理解してほしいと感じるのは夫だと思うのです。


夫が妻のよき理解者であること。それは誰も代行できません。
夫のささいな一言、応援が妻にとって一番の励みになるのです。


言いたいことを言える環境、話し合う環境、寄り添うことができるゆとり。
なかなか難しいかも知れませんが、ご縁があって一緒になった仲、子どものいる人生をきっかけに改めて感じてもらえるといいなと思います。


最後のワークの、お互いの「価値観」を伝えるという話に、みなさんとても納得されていました。
これこそが、渡辺さんの父親学級が全国各地からお声がかかる理由ではと感じた時間でした。


面白いなかにも、時にはまじめに。
あっという間の2時間でした。
最初は緊張した面持ちのご夫婦も、ワークショップが終わって笑顔で帰る姿を見ると、開催してよかったーと思える瞬間なのです。


渡辺大地さん、ありがとうございました!
また来年もご一緒できますように。
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(オオタケカオリ)