こんにちは。
レキップ・フェミニンの大竹かおりですクローバー


つながれっとNAGOYA平成25年度後期実践講座 市民企画公募委託事業
『明日を楽しく!ウチの子育て―パパヂカラ“向上”大作戦―』


子育てをもっと楽しく、互いの人生をもっと豊かに!
パパの子育て力"パパヂカラ"を楽しくアップして、明日の子育てを語り合う実践講座です。

第3回目の講座を開催しました。

◆日時:11月24日(日)13:30~16:00

◆テーマ:『父親学級 ~頼りになるパパになるための心得とは?』
 ・産後の夫のサポートについて
 ・夫婦ゲンカに関するデータ
 ・「妻に感謝の気持ちを伝えよう」と言ったときの”感謝”って何に対しての感謝?
 ・働く女性にとっての妊娠、出産とは?
 ・父親の実感がわいたのはいつ?
 ・妻が夫に望む「父性」って?

◆講師:渡辺大地さん(株式会社アイナロハ代表)


3回目のテーマは、「父親学級 ~頼りになるパパになるための心得とは?」。
株式会社アイナロハ代表の渡辺大地さんにお願いしました。

2012年より産前産後の子育て・家事サポート「ままのわ」事業を立ち上げるとともに、医療機関や行政の依頼で父親学級講師を務めていらっしゃいます。
ブログ:http://ameblo.jp/ainaloha/

レキップ・フェミニン(L'equipe féminine)のブログ-20131124_パパヂカラp02


今回は、はるばる所沢市からお越しいただきました。
名古屋初上陸です。ありがとうございます!
実は、道中にこんな出来事があったそうです↓
http://ameblo.jp/ainaloha/entry-11711566490.html


去年の今頃、全国の産後サポート事業についていろいろと調べているときにアイナロハさんの「ままのわ」事業にたどり着いたと同時に、父親学級を開催していることを知りました。
「父親学級」・・・当時はまだ聞き慣れない言葉で、機会があれば聞きたい聞きたい・・・と思っていたのですが、

聞きたいんだったらいっそのこと名古屋に来ていただき、新しい風を取り入れよう!ということで、今回依頼しました。
(今思えばかなり無謀だったかもあせる


渡辺さんからも冒頭に「勇気ありますよねー」とのお言葉。
たまに、何かしらのチカラがわいてくるんです。


今回は夫婦3組、男性1名、女性2名の合計9名のご参加でした。
講座は、男性、女性に分かれて二人ペアとなり、講義やワーク、全体シェアリングを進めていきました。

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渡辺さんには、産後女性の抱えている複雑な思いや気持ちを、いろいろな視点から代弁していました。

・パパが気持ちよく育児をするために、実はママが陰でサポートしている。
・先にパパに「疲れた」と言われると、ママはネガティブな話題にしたくないという配慮から「疲れた」といいづらくなる。
・子どもを授かることはおめでたいことなのに、「すみません」から始まる職場への妊娠報告。

無意識にやっていたけど、そう言われてみると確かに。。。と思うことがたくさんありました。

男性の立場から話される女性の気持ちがとても心に響いて、女性は共感していただけたことへの嬉しさ、男性は同性からの指摘での納得感があったのではないでしょうか。


ワークの時間もたくさん取り入れていただき、「相手に望むものは何か?」「相手がこうしてほしいと思っていることは何か?」を男女、夫婦それぞれの視点で考えてシェアしました。


「夫は妻に感謝の気持ちを伝えよう・・・といった場合の感謝って、何に対する感謝?」


普段考えることのないちょっと難しいテーマにも、参加者のみなさんに取り組んでいただきました。

男性からの意見に、「そうそう!」って反応もありつつ、「うーん、違うな」と言った反応のほうが多く、いかに男女間でギャップやズレがあるかを知ることができました。

お互いに相手のことを分かっているはずが実はそうとも限らない。。。現実に直面してみなさん驚きの表情でしたが、日常生活でなかなか知ることのできない、貴重な体験でした。

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自分は相手のことをどう思っているか?
相手が自分のことをどう見ているか?

相手に気持ちや思いを伝えること、言葉にすることで相手に伝わること、


このことは、パパ・ママともに当てはまることだと思います。

沐浴やオムツ替え、料理教室など、子どものお世話に関するパパ向け講座は増えてきましたが、今回のように、自分の内面、パートナーの内面を知るワークはまだまだ少ない(名古屋ではほとんどない)といってもいいのではないでしょうか。

SNSによってリアルなコミュニケーションが薄れてきているのは否めず、ワークを通じたコミュニケーション力を養う機会が今後どんどん必要となってくるかも知れませんが、いずれはそれぞれの家庭ならではの夫婦間コミュニケーションが”自然体”でできていく世の中になっていけたらなと思います。


最後に渡辺さんから、

父親の価値は家事や育児にどれだけ関わるかではなく、妻の一番の理解者であること。
母親の気分(どんな気持ちで過ごしているか?)と体調を知ることで、妻が何をしてほしいのか分かってくるはず。


と、お言葉をいただきました。


子どものいる人生を楽しく過ごすために、夫婦で日々どう過ごしていくか?

今回のワークからの気付きを是非日常生活でも意識して、言葉にしてお互いに伝えあい、心豊かな生活を日々過ごしていただければと思います。


目から鱗の内容もりだくさん、テンポよく時間が過ぎていきあっという間の2時間半でした。
渡辺さん、遠くからはるばるお越しいただきありがとうございました!
またお会いできる日を楽しみにしています!


次回は、いよいよ最終回。
子どものいる自分の人生をどのように過ごしていきたいか?
夫婦として将来どんな夫婦になっていきたいか?

是非新しい扉を開いてください!


最後の記念撮影、4人しかいないのになぜかしゃがみ写真です。
これもナゴヤスタイルということで音譜

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