こんにちは。
レキップ・フェミニン管理人の大竹かおりですクローバー


みなさん、この小冊子見たこと、読んだことありますか?

レキップ・フェミニン(L'equipe féminine)のブログ-20131029_男の産後手帳


今回第3回講師をお願いする、渡辺大地さんが代表を務めている、株式会社アイナロハさんの編集した『男の産後手帳』です。


手前の小さいサイズのものを入手したのは、去年の10月頃。

ちょうど、以前所属していた育児支援団体で産後女性のための訪問型パーソナルケアができればいいなと考えていて、色々とインターネットで調べていた際に、アイナロハさんの事業「ままのわ」さんを知りました。


おまけに男性向けの小冊子を発行しているということで、こちらのほうにも興味が向いて、気付いたら購入するボタンをポチッとクリック。


当時は無料配布だったのですが、無料とは思えないほど内容が濃く、それもママがパパにしてほしいこと、して欲しかったことの「産前産後あるある!」がほんの数ページにピンポイントに凝縮されていて、友達と笑いながら「もっと早くに知っていれば・・・」と話していたのを思い出しました。


と、同時に、「自分が知っていれば」で終わらせるんじゃなくて、いいものはもっともっとたくさんの産前産後カップルに知って欲しいなぁとも思いました。


あれから1年。
新たにバージョンアップした『男の産後手帳』。
今回はさらに、産前産後にシェアすべきお金の話題をテーマにした上級編も発行されていました。


この上級編のすごいところ。


「女房という仕事の価値はいくらでぃ?」(←キャラが銭型の親分チックなので)


そう、ケア労働の価値について言及しているんです。


もう、この2ページだけでも、あっぱれ晴れ
感動して涙出そうでした。


「イクメン」という言葉が出てきたものの、未だ「男は会社、女は家事育児」の性別役割分担が解消されているとは言い難いと感じています。


「女性=家事育児=無償の労働」
評価されない。モチベーションを維持するのが大変。お給料はもちろんない。


それでも、この図式が未だ浸透していて、残念ながら、「稼ぎがないんなら家事育児をするのが当たり前」と内心思ってらっしゃる男性もまだまだ多いのではないでしょうか。


そんな中、「ケア労働の価値」について触れているこの冊子、すごいと思いました。


SNSで「今日は家事やったぜ」「子どもと公園に遊びに行ったぜ」と自慢しているそこの男性諸君!
本当に家事育児やってたら、慌しく時間が過ぎていく中そんなの投稿する時間ありませんよ!


もちろん、少しの時間でも協力してくれるのは、ママにとってはありがたいことです。
でも、本当にパートナーの望んでいることかどうか・・・?実は見えないギャップがあったりすることもあります。


各家庭ごとに、とりまく環境、ライフスタイルはさまざまなので、一概に「こうあるべき」とは言えません。


大切なのは、「夫婦間コミュニケーション」


子どものいる生活。
お互いに何を求めていて、これから何が必要か。


H25年度の厚生労働白書のコラム(PDFファイルの115ページ)にも掲載された、渡辺大地さんの「父親学級」。
講義・ワークショップを通じて、是非夫婦で参加して、少し立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか?
(もちろん、ママがこっそりパパを連れてきても・・・にひひ


夫婦が分かり合えば、きっと明日からの生活が楽しくなるはず!!


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つながれっとNAGOYA 平成25年度後期実践講座 市民企画公募委託事業

『明日を楽しく!ウチの子育て―パパヂカラ“向上”大作戦―』


子育てをもっと楽しく、互いの人生をもっと豊かに!
パパの子育て力"パパヂカラ"を楽しくアップして、明日の子育てを語り合う実践講座です。

【内容】
・講演、ワーク形式で実施します。
11月10日(日) 13:30~16:00
 講演&ワーク:子育て環境をとりまく現状と課題について
 講師:明石雅世さん(名古屋市東区主任児童委員)

11月24日(日) 10:00~12:00
 エクササイズ&セルフケア:夫婦でバランスボール&ペアセルフケア
 講師:肥田小百合さん(産後ケアインストラクター)

11月24日(日) 13:30~16:00
 講演&ワーク:父親学級 ~頼りになるパパになるための心得とは?
 講師:渡辺大地さん(株式会社アイナロハ代表)

12月14日(土) 13:30~16:00
 講演&ワーク:これが私たちの生きる道 ~これからの人生を語り合おう
 講師:柴田俊(キャリアコンサルタント)


◆会場
名古屋市男女平等参画推進センター(つながれっとNAGOYA)
セミナールーム1または多目的ルーム


◆定員
20名


◆対象
子育て中の保護者
※ママのみ、パパのみ、もちろんご夫婦での参加OK!


◆受講料
2,120円(保険代含む) 教材費1,000円(テキスト)


電話にて先着順に受け付けます。

電話:052-241-0311


託児などの詳しい内容、お問い合わせはお手数ですが以下を参考にお願いします。
つながれっとNAGOYAインフォメーション
http://www.tsunagalet.city.nagoya.jp/lecture/2013_013.html