告白をしたのは先輩の方だった。
私はてっきり、えりぃが告白したものだと思い込んでいたから、その事実を聞いてびっくりした。

「付き合ったきっかけはこんなもん……かな。ごめんね、長々と話しちゃって……。
……美羽?寝てない?」
「寝てないよ!うん、面白かった。何でもっと早く、もっと沢山話してくれなかったの、って思った。そしたら私えりぃのこと応援してたのにさ……。でも、話してくれて嬉しい。ありがと。」
「ごめんね、私こーゆーのなかなか言えなくて……。あんたが初めてだよ、こんなに話したの」

えりぃは恥ずかしくなったのか、布団を両手でぎゅっと握って上にあげ、顔を鼻まで隠した。可愛い奴め。
今までだって、えりぃと一緒にいてこんなに可愛らしい姿をみたことなんてほとんどないに等しい。
いつもえりぃは強気で、私のこともばしばし叩くし、明るいし、堂々としている。
よく、人は恋をすると変わる、というが、身近にその例がいるものだなぁ、と実感した。