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スパイスディレクターの伊能すみ子です。
スパイスがいっそう活躍する季節ですね。塩やペパーのように手軽に使えて、香りや辛みをつけてくれる便利なスパイスは、カレーや炒め物にも大活躍です。
今回は、豆を使ったすっきりカレー風味のスープをご紹介します。
豆とトマトのスープ
材料
トゥールダル １００ｇ
水 適量
クミン 小さじ１
ブラックペパー（ホール） 小さじ1/2
ニンニク ２片
サラダ油 ５０ｍｌ
ブラウンマスタード 小さじ１
チリパウダー 小さじ1/2
ターメリック 小さじ1/2
トマト ２個
乾燥唐辛子 ２本
水 ３００ｍｌ
塩 小さじ１程度
ドライカレーリーフ １ｇ
タマリンドペースト 小さじ２
ヒング ひとつまみ程度
作り方
（下準備）
トゥールダルをさっと水洗いして、一晩たっぷりの水に漬けておく。
鍋にたっぷりの水を入れ、トゥールダルを柔らかくなるまで30～60分茹でる。
＊圧力鍋を使うと10分程度で茹でることができます。
①トゥールダル、茹で汁（200ml）、クミン、ブラックペパー、ニンニクをミクサーで撹拌する。
②鍋にサラダ油を中火で熱し、ブラウンマスタードを入れ、香りが立ちパチパチ音が出るまで炒める。
③チリパウダー、ターメリックを入れ、香りを引き出したら、ざく切りにしたトマト（半量）、2つに割った唐辛子を加え、トマトの水分を飛ばすように炒める。
④①と水、トマト（残り半量）、塩を入れ、強火で加熱する。
⑤ドライカレーリーフ、タマリンドペースト、ヒングを入れ、塩で味を調節する。１０分ほどさらに加熱する。
トゥールダルはインド料理に多用されているキマメです。インド食材店をはじめ、最近ではスーパーでも取り扱いがあるなど身近な食材になってきました。ドライカレーリーフ、タマリンドペースト、ヒングも同様にインド食材店やネットの通販でも購入できます。もちろん、無くても良いのですが、より風味よく味わい深く仕上がります。
豆の食感が残して、”豆を食べるスープ”風に仕上げています。参考にしたのが、南インド料理の「ラッサム」。豆の風味とトマトの酸味が特徴的で、マスタードブラウンは欠かせません。マスタードの辛みが後からスッと入ってきて、すっきりしたスープです。唐辛子やチリパウダーを入れていますが、さほど辛みは強くありません。お好みで量を調節しましょう。パンにつけて食べてもおいしいくいただけます。
【マスタードブラウン ２５ｇ ガラスチューブ容器入り ５９４円】
生育する地域や環境によって、イエローやブラックなど、様々な色があります。辛み成分のシニグリンは、水分が加わることで辛みが出てきます。辛さは、色味が淡泊な方がマイルド。スーパーなどで見かけるマスタードは、この種子をパウダー状や粒状にして作られています。
マスタードを使った料理
アブラナ科の野菜とスパイスのスープ
★小松菜とマスタードの炒め
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スパイスは、店舗はもちろん、インターネットでの購入が可能です。
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では、またこのブログでお会いしましょう！！
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