看護と教育と親への想い… | Le petit chateau “ fleurs Miho ”

Le petit chateau “ fleurs Miho ”

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今日というかけがえのない1日に

「こころから  ありがとう」 

 Le petit chateau “fleurs  Miho”  
    Care Cure Shine   Mihoです

秋は愁う季節…
お話を聴かせていただく機会がありました。



お誘いいただき、分かち合ってくださった
“魂磨きの姉”であり大切なお友達は
そして
誉志子さんと“なごみの会”を共催している
かずっち
閉会あと、「バイバイ」とお別れしたのに
ひとりベーカリーカフェにいたら…バッタリ合流(╹◡╹)
京都からお越しのお二人のご友人と全員で…

講演会、そしてカフェでのシェアトーク…。
ご先祖様を偲び感謝の気持ちがわきました。
そして…
実家の両親に会いたくなりました。

教壇に立ち
臨床現場に学生を引率していた頃…
つまり看護学校に勤務していた20年間。

うち、一番長く専門にしてきた領域は
成人看護学、老年看護学でした。

わたしが学生の頃、
大学病院看護師として勤務していた頃、は
『認知症』はまだ“痴呆症”でした。
学生時代の実習グループ
わたしは“お姉さん3人”の中で最年少でした。
ホッペつやつや…眉のみ描いたスッピンです(^^)

学生がお世話になる実習病院で
高齢者の“人生の大先輩の生きるを支える”
より良い看護を学生とともに考えて実践する
ことが大好きでした。

特に排泄ケアとオムツのあて方には
とことんこだわりました。

学生たちが
高齢者の看護や“下の世話”を嫌がらないよう

高齢者の人権を尊重し
高齢者のいのちに尊厳をもって
プロとして誇りをもって向き合っていく
看護師を育てたいと
積極的に病室で一緒にケアをしました。

ケアや向き合い方には、
これまでのわたしの
人間としての生き方や看護師としての姿勢や
ひとへの想いがすべて凝縮して現れます。

一朝一夕には成らず、嘘もつけません。
いわば、わたしが丸裸になるような瞬間だと
毎回思っていました。

「先生が
老年(看護学)実習の担当で良かった。」

「先生がどんな看護師さんだった
かわかった気がする。」

「わたしは本当に
『目の前のひとりをわたしのケアで
少しでも心地よくなって欲しい』と
思っていたか自問自答する機会になった。」

「先生に嫉妬した…。
わたしは毎日、受け持っている。

先生はグループメンバーのケアに入るから
1人の患者さんに接する時間は短い。
授業や会議に学校と行き来もするから…。

でも、先生と話したりケアを受ける時の
患者さんの笑顔や嬉しそうな話は
わたしと2人だけの時には
見たこともない…。

悔しいけれどなぜかがわかった。
先生のような看護師になりたい。」

 認知症や高次能機能障害で
 意思の疎通が難しい患者さんも多くて
 地味で地道な取り組みが必要な分野。

 学生が高齢者の看護に
 やりがいを感じてくれるようになることが
   “ひととして、看護者としての先輩”である
 わたしのやりがいでした。
 学校祭ステージ発表のあと…
 担当クラスの学生たちと。
 彼女たちから学ぶことも沢山ありました。
 高齢者の看護をしたいと言ってくれて
 卒業後にその分野で頑張っている話を
 教え子は時折聞かせてくれます。

 教え子たちの近況報告や相談を受けながらの
 ハーブティーお茶会&ハーブクラフト講座
 そして…わたし。
 これまで隣市に住む義父母には精一杯
 嫁として向き合う時間があり
 できる限りのことをしてきたけれど

 80歳を越えてもなお夫婦2人で
 暮らしを営んでいる実家の両親とは
 もっと一緒に過ごす時間を
 とりたくなりました。

 孫(甥)や息子(わたしの弟)や
 叔父(母の弟)一家が
 近くに住んではいるけれど…。

 進学先がほぼ全寮制だったので
 18歳過ぎから親元を離れてしまった
 ひとり娘です。
 今になって
 早く自立し過ぎたかな…と気づきます。

 親の記憶とイメージは
 親元で暮らしていた18歳のわたしでとまり
 娘もまた
 しつけや礼儀作法に厳しかった頃の
 元気な当時の親のイメージでとまる…

 だから余計に離れていると
 親の老いには手厳しくなってしまいがち
 になってしまう。

 いつまでも元気で長生きして欲しい…の
 希望と期待を被せてしまうから…。
 そう気づきます。

 幸い来年には
 現在の実家からさほど離れていない
 大型スーパーマーケットや駅により近い
 立地の良い場所に新築…引越す実家。
 「終活の断捨離の機会になるわ」
 と母は言います。

 出来る限り
 実家へ帰省できるようつとめます。

 禰宜 岡田さんの学び多きご講演のあと
 湧き上がってくる想いを綴りました。


お読みいただきありがとうございます

 あなたもわたしも   
 愛と優しさに満たされ 
 豊かな幸せを受け取れますように…♡          
                                                     Miho