リアルに学ぶ…戦場カメラマン渡部陽一さん | Le petit chateau “ fleurs Miho ”

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   こんばんは

    “夜長月”に由来すると言われる
  長月のはじまり。

  子どもたちの夏休みも終わりました。

  これから運動会や文化祭・学校祭
  遠足や紅葉狩り…

  スポーツと文化・芸術
  そして味覚の秋到来
  …1年の後半に突入ですね。
  
  台風にはまだまだ注意が必要ですが
  ようやく過ごしやすい気候になって
  くることでしょうね。


  *    *    *    *    *    *    *    *    *
  
  昨日に引き続き
  戦場カメラマン
  渡部陽一さんの講演会について
  シェアしたいと思います。

  2つめの
  戦地の子どもたちの暮らし
  医療の状況
  教育現場のこと
  から印象深かった内容をお伝えします。



  2007年
  TPP(パキスタン-タリバーン武装勢力)が
 恐怖政治を開始。

 特に女性の教育を受ける権利を奪い
 教育を受けようとする者や
 教育を推進しようとする者の命を狙い奪う
 状況になります。
  
  医師を目指していたひとりの少女は
  11歳の時に恐怖に怯えながら生きる
  人々の惨状をBBC放送の依頼で
  ペンネームでブログに綴り始めます。

  タリバーン勢力による
  女子教育の破壊活動を批判し
  女性への教育の必要性と
  平和を訴える活動を続けます。

  14歳の時(2012年)には
  帰宅時のスクールバスに乗っていたところ
  銃撃され、頭部と頸部に銃弾を受けますが
  一命を取り留めます。


  その後、パキスタン政府から
  「勇気ある少女」として本名とともに
  公表されます。

  マララ・ユスフザイさん
  皆さんはご存知でしょうか?

 世界の情勢を変える原動力
 はじめの一歩は教育です。


  彼女は言いました。
     戦争は
   一本のペン
     一冊の教科書があれば
     止めることが出来る


   一冊の教科書
    ひとりの先生がいれば
    生活環境を変えていく
  ことが出来る

  つまり
   基礎教育基盤
  固めていくことが出来る
  ということです。


   国と国との財力・権力の奪い合いによって
   子どもたち…とりわけ女性が
   学ぶ機会を奪われたり…
   いつも
  犠牲になるのは子どもたち
  という
   遠い昔のことではない
   同じ地球の中で起こっている
   事実をありのままに知ることは
   とても大事なことだと改めて思いました。

   
    ひととして
   等しく生きる権利
   一人ひとりが尊ばれる権利
   学ぶ権利言論の自由

   などの
    基本的人権
   蔑ろにされている現状が
   紛争地(戦地)には
   まるで当然のようにある
   ことをリアルに学ばせていただきました。


     残念ながら
     じゅうぶんな医療体制はありません。
     衛生環境や薬剤など物資面の整備が
     整わないこと…経済的な問題など…。

     先進国ならば難なく助けられる命が
     環境の違いで救えないことも

     同じ地球に生きる中で
     平和な日本で安穏と暮らせている
     わたしたちのような国・ひとは

     全世界上では
     決して多くない…当たり前でないことを
     強く意識できました。


     あらためて
     事実を正確に知ること
     教育重要性
     切実に
   痛感した次第です。


    縁あって
    わたしが職業人として
    ながらく身を置いてきたのは

    人命を預かり救う…医療現場と
    それを担う
    人材を育成する…教育現場でした。

    現在の現場では
    人生の終盤を生きる…
    高齢者の暮らしを支えまもる
    総括・管理
    
    そして
    その職務を担う人材の指導・管理
    を担っています。


    意外でしょうが
    大学の専攻は児童教育学。

    ボランティア活動のキーワードも
    「子ども」です。


    次世代を担う子どもたち
    生まれてくる新しい命の
    未来に
    愛・優しさに包まれた
    希望が持てる国・安全で平和な国
    をのこしたい…。
    
    日本だけでなく
    地球上の人類が生きるところに
    希望が持てる
    安全で平和を…と願います。

    
    そのために
    今のわたしにも
    微力ながら
    もっと出来ることがあるんじゃないかな、
    と考えさせられました。


    皆さんにも
    何某かの感情が思いが湧き動き
    気付きや学びのきっかけになって
    くれたならうれしいです。


    お読みいただきありがとうございます

      ハピネスリッチコンシェルジュ

      リボン&フラワークラフト講師


           Le petit chateau fleurs  Miho 

                                           石田  美保