元町中華街駅を降りると、春節カラーで、雨の降る中でも心躍る
実は、推しの茶農家さん。
今まで、タイミングが悪くさくらさんやお仕事の日の土曜日なので農大マルシェにも足を運べず...。
ようやくお話を伺うことができました😆
駄農園三代目高塚貞夫氏と朋子氏を講師に迎えて。
-駄農園の藤かおりを飲み尽くす会‐
藤かおりという品種は、
♀印雑131x♂やぶきたの渋みが強いけれど香りの個性が際立っている品種だそうです。
(上手に製茶しないと渋々なお茶になってしまう品種)
今日は、1煎目で香りを2煎目で味わいを..の合わせ技作戦で淹れていただきました。
夏の芽の方が香りが、はっきりしていて香りを楽しみたいなら夏!
全く渋みがなく、果香がスッと入ってくる。
※牧原草人=手摘み
華やかな果香と柔らかな呑み口。
茶底を見ても、茶葉が綺麗。
(130〜140秒程長めの蒸し加減)
よんこん=蒸し製玉緑茶
刈ってから、6〜8時間程萎凋。
玉緑茶にすることで、お茶が軽く仕上がる。
舌先に渋みを感じる程度で、甘みが際立ち、不思議とモチっとした和菓子が浮かぶのは私だけ?
ラックに広げて、1週間乾燥
自然が相手なので、なかなか難しいそうです。
1芯2葉で、これもまた綺麗な葉に感嘆の息が漏れる...
甘いそして、ふわっと香りが追ってくる。
2021年より本格的に白茶作りを始め、試行錯誤を重ねて制茶。
自然乾燥よりも上品な甘みがあるけれど、すこ〜し青さを感じる。
私は、自然乾燥の方が好きかも
2023年 4月
産毛のフワフワを纏ったシュッとした芽。
茶葉を見ただけで、だけでなんとも贅沢〜。
2gの茶葉、洗茶をサッとして、お湯を淹れて抽出中の芽がゆらゆらと立ち上がるガラスの茶器で観る茶葉が美しい。
うわ〜フルーティーで、ほのかに甘〜い
葉っぱは、大きめで芽を摘んでも次の芽がすくすくと伸びる茶樹だとか。
下の葉を使用、5月とはいえ天日で30分に1回は撹拌と手間がかかる。
番茶だけれど、烏龍茶っぽい?
これもまた、スルリと喉を通っていく。
高塚さんは、飲み疲れないお茶が好きと仰るだけあって、飽きのこない、スッと入っていく味わいと香りになるほど〜と納得。
紅茶と釜炒り茶の味が、ちゃんと出てる。
河津桜を見に行かれた方の差し入れの黄身しぐれ&黒大奴も、美味しかった。(食べてしまって写真撮れなかった)
藤かおり、釜炒り茶 、特蒸し茶、白茶、紅茶、番茶と製茶の仕方で如何様にも変われるポテンシャルのある茶樹。
美味しいお茶は、良い材料と上手い製茶と、バイヤーさんが言っていて、まさに今日飲んでその通りだなって
駄農園 さんの釜炒り茶は、私の推しです。
森1号、2号の香りに驚きます。