ども、レパード沼です。
四連休ですが、いかがお過ごしでしょうか?
先週は雨の道南旅行でした。
今週はどうしましょう?
春からずっと仕事上の悩みを抱えているせいで、早朝、目が覚めると二度寝なんてできません。
それを逆手にとり、早朝ライドすればいい。
e-bike トドップストーンがあればどこでも行ける。
八甲田山付近で最も標高が高い
笠松峠
まで行ってみよう。
朝、5時過ぎに目覚めました。
眠い。うだうだ。
行くしかないか。
やっと起きて出発したのは6時半頃でした。
目的地に近い
酸ヶ湯温泉のアメダスは気温11℃。
寒そうなので長袖ジャージに7分丈のレーパンにしました。
先週からすっかり秋です。
今日はアシストのレベルは低めにしましょう。チャリダーとしてのせめてもの良心。やっぱり罪悪感があります。
モヤヒルズで停まって鼻をかんでいたら、二人のチャリダーが登って行きました。
何か嫌だなあ。
追い抜くと、卑怯者のような気がする。
トドップの実力を知っているだけに、抜けることがわかる。
前の二人が見えなくなってから再スタート。
それでも登っていくとすぐに背中が見えます。
ちょっとしたことで止まりましょう。
? 何?
少し前と差が広がっただろう。
再スタート。
今日の岩木山展望所
まだ茶店も開いていない時間。
火箱沢林道の入り口で前を行くチャリダーが休憩中。
やった、罪悪感なく追い抜ける。
会釈して通り過ぎようとしたら、
「どちらまでですか?」
一瞬、足を止め、
「笠松までです。初めてで。それでは」
e-bikeと見破られては恥ずかしい。
そそくさとペダルを踏み込みました。
ここまでアシストが一番弱いECOでしたが、
一気に彼らと差を広げるために上から二番目のSPORTSにしました。今日は最強のTURBOには入れないつもりです。
順調に上っていると、

自転車では人生初の高度。(e-bikeだけど)
ワゴン車から降りていた緑色のウインドブレーカーを着たおっさんたちに、
あっちの方に作るからちょっと待って
って言われました。
????
聞くと、
十和田湖まで行くサイクルイベントがあるんだそうで、ここがエイド。
参加者に間違えられたみたいです。
をいをい、
こちとら自慢じゃないが、初めてここまで登ってきたのだぞ。十和田湖まで行って戻ってくるなんてできるわけないでしょう。
(あとで調べたら、八甲田グランフォンドという大会でした)
羊羹で補給し、寒くなってきたし、もう少し登ったら下りなので、ポケットに入れてきたウインドジャージを着ました。
さぁ、笠松峠まであと少し。
頑張れ! 自分!!
酸ヶ湯温泉には八甲田の登山口があり、駐車場は満車。大勢の人が登山口へ歩いていました。
コロナ禍とはいえさすが4連休。
ここまで、気温が低いので汗もあまりかかず、
ボトルの水分も半分ほどしか飲んでいません。
心拍数も最大で150半ば。
e-bike 最強です。
まわりはずいぶん黄色い葉っぱが目立つようになっています。
やっぱり秋なんだなぁ。
そして、

やったー!
笠松峠、制覇!!
標高1040mに到着。
あっさりと、
という表現しか出てきません。
拍子抜けするほど簡単に八甲田越え(越えてはいませんが)できました。
でも、e-bikeです。
インチキっぽくてスミマセン。
一瞬、ここから戻らずに先へ走って八甲田山の周囲をぐるっと回って帰ろうかなぁなんて思いましたが、まぁこのまま戻りましょう。
若干の登りもありますが、基本的に下りを戻ります。
酸ヶ湯温泉の南方、八甲田ホテルの近くに火口湖?の地獄沼があります。

地獄沼の、道路を挟んで反対側に下る道路があります。自動車は通行止めですが、グラベルロードのトドップは楽勝。
200mほど下ると、

まんじゅうふかし
中央の板の下に温泉が流れていて、そこに座るとお尻がぽかぽか温まる場所です。

標高の高さと下りの風で寒かったので、少し温まろうかなぁと。
レーパンはいて座るとさほど暖かくありませんでした。
壊れているのかなぁと思ったくらい。
でも素肌が出ているふくらはぎが板の端に触れたらやけどしそうなぐらい熱かった。
いつもはおばちゃんがたくさん座っていておっさんは座りづらいのですが、今日は時間が早いせいか、自動車通行止めのせいか、貸し切りでした。暖まりませんでしたが。
200m登り返し、通りに戻ると、
ヘルメットにゼッケンをつけた人たちが登ってきます。
十和田湖に向かっている強者どもですね。
手を上げて挨拶。
スミマセン、本当はe-bikeなんです。
せっかくここまで来てただ下るのはもったいない。
ちょっと寄り道しましょう。

城ヶ倉大橋です。
「上路式アーチ橋では、アーチ支間長が255mと日本一の長さです。」(青森県観光情報サイトより)
橋の下には城ヶ倉渓流があり、柱状節理が発達した見事な渓流だったと思いますが、崩落する危険があるというので、現在通行止めになっています。
この橋ができる前はずーーと下まで降りてから再び上がっていく道だったよな。
登り返しが長かったけど、青森市内への道路に戻ってしばらく下ると、あの人が歩いていました。
グレートトラバース3の田中陽希さん。
思わず自転車を止めて声をかけました。
津軽海峡を渡っていよいよ北海道にはいるんですね。
しかし、改めて思います。
笠松峠といい、この城ヶ倉大橋といい、
自分が自転車で上がって来られるなんて思いもしませんでした。
一生縁がないと思っていました。
でも、e-bike、トドップストーンのおかげで経験できました。
走行距離:63.8km
走行時間:3時間5分
平均速度:20.8km/h
登坂高度:1429m (自己新記録)
八甲田山は一応、制覇した。
次の標的は、ヤツだ!
せばまた。