ども、レパード沼です。
とうとうこの日が来ました。
激闘王として人気を博した
八重樫あずまと書いてあきらと読む
東選手が
引退を発表しました。
岩手県の黒沢尻工業高校時代は
モスキート級でインターハイを制しましたが、
一学年下の秋田県西目高校の
五十嵐俊幸に勝てませんでした。
この頃レパード沼は
アマチュアボクシングに関わっていて、東北大会で二人とも強かった記憶があります。
この二人がプロで世界タイトルをかけて戦うなんて、あの頃は思いもしませんでした。
大学時代も五十嵐に負け続けた八重樫でしたが、
世界タイトルマッチでは雪辱を果たしましたね。
八重樫といったら忘れられないのは何と言っても
ロマゴンこと
ローマン・ゴンサレス
との一戦ですね。
格下とばかり対戦する亀とか、
やるやる詐欺の◯岡とか、
PFP最強とも言われたロマゴンから
そんな時にリング上で言った
逃げる奴らばっかり。
やってもいいですか？
体が震えました。
ロマゴンとの試合こそまさに
激闘
一歩も退かず
ロマゴンをぐらつかせもした。
何度も何度も体が震えました。
負けて名を上げる
とは八重樫のことです。
呆気なく負ける時もありましたが、スピードに乗った時の何と美しいボクシングだったのか。
３階級制覇しているのですから、
日本の名王者です。
本当にありがとう。
たくさんたくさん
感動をもらいました。
新たな道でも成功する事をお祈り申し上げます。
榎洋之
三浦数馬
三浦隆司
五十嵐俊幸
そして
八重樫東
あの頃輝いていた若者達は
皆、グローブを吊るしてしまいました。
もう小原佳太ぐらいでしょうか。
（以上、敬称略にて失礼）
寂しい。
歳をとるわけだ。
せばまた。