ども、レパード沼です。
ネタ枯れで、更新がトド凍っています。いや、滞っています。
G+のMotoGP座談会後編も放送されているはずですが、まだ見ていないので、毎年恒例のチャンピオン予想は後日改めて。
さて、タイトルにあります、
スプリット・デシジョン
とは、割れた判定。
3人ジャッジだと、
2対1
の判定のことを言います。
袴田事件
を知っていますか?
元プロボクサーの袴田巌氏が強盗殺人をしたされ、死刑判決を受けましたが、えん罪が疑われるものとして、
袴田事件
と呼ばれています。
このとき一審の裁判官3人の合議の際、
2-1で死刑判決
が言い渡されました。
不当判決を批判する意味も込めて、
スプリット・デシジョン
と名付けられた漫画が2月15日に公開されました。
東日本ボクシング協会情報🥊@jpbox_east
【2月15日🥊公開】 第1話 "自白" https://t.co/dUwxnn5jjT 日本プロボクシング協会(JPBA)・袴田巌支援委員会は「1966年袴田事件」の概要を描いた漫画「スプリット・デシジョン~袴田巌 無実の元プロ… https://t.co/J9R0CtNlK1
2019年02月15日 01:22
20年以上も前でしょうか、ボクシング雑誌で袴田事件を知り、出版されていた単行本を読みました。
「袴田事件 一家四人強盗殺人・放火事件の謎」
山本徹美 著
激しい憤りをおぼえました。
「ボクサーくずれ」に対する偏見が根底にあり、
証拠とされたものは、常識人であれば
ねつ造
としか思えないものばかりだったからです。
袴田氏は逮捕以来無罪を訴え続けましたが、死刑判決を受け47年の長きにわたって社会から隔絶されていました。
その後、再審請求が静岡地裁で認められ、4年前に釈放されましたが、昨年東京高裁がこれを取り消しました。
静岡地裁では、
「耐えがたいほど正義に反する」
とまで言って再審を認めたのに。
日本プロボクシング協会などは再審無罪を訴え活動していますが、もっともっと多くの人にこの事件を知ってもらい、大きなムーブメントとなって袴田氏の名誉回復につながればと思い、今回取り上げました。
これ以上は語りませんが、
一日も早く、袴田巌氏が再審で無罪となることを願っております。
せばまた。