【ボクシング】スプリット・デシジョン | 暴走オヤジの青森日記〜ゴルフと車と時々バイク〜

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上がりの愛車ALPINA XD3で暴走する青森オヤジの日記。
ゴルフ、MotoGP、ボクシング、ロードバイク、旅行、カメラ等々のネタを思いつくままつづります。

ども、レパード沼です。

 

 

ネタ枯れで、更新がトド凍っています。いや、滞っています。

 

G+のMotoGP座談会後編も放送されているはずですが、まだ見ていないので、毎年恒例のチャンピオン予想は後日改めて。

 

 

さて、タイトルにあります、

 

スプリット・デシジョン

 

とは、割れた判定。

3人ジャッジだと、

 

2対1

 

の判定のことを言います。

 

 

 

 

 

 

 

袴田事件

 

を知っていますか?

 

 

 

 

元プロボクサーの袴田巌氏が強盗殺人をしたされ、死刑判決を受けましたが、えん罪が疑われるものとして、

袴田事件

と呼ばれています。

 

 

 

 

このとき一審の裁判官3人の合議の際、

2-1で死刑判決

が言い渡されました。

 

 

不当判決を批判する意味も込めて、

スプリット・デシジョン

と名付けられた漫画が2月15日に公開されました。

 

 

 

20年以上も前でしょうか、ボクシング雑誌で袴田事件を知り、出版されていた単行本を読みました。

 

「袴田事件 一家四人強盗殺人・放火事件の謎」

山本徹美 著

 

 

 

激しい憤りをおぼえました。

 

「ボクサーくずれ」に対する偏見が根底にあり、

証拠とされたものは、常識人であれば

ねつ造

としか思えないものばかりだったからです。

 

 

 

袴田氏は逮捕以来無罪を訴え続けましたが、死刑判決を受け47年の長きにわたって社会から隔絶されていました。

 

その後、再審請求が静岡地裁で認められ、4年前に釈放されましたが、昨年東京高裁がこれを取り消しました。

 

静岡地裁では、

「耐えがたいほど正義に反する」

とまで言って再審を認めたのに。

 

 

 

日本プロボクシング協会などは再審無罪を訴え活動していますが、もっともっと多くの人にこの事件を知ってもらい、大きなムーブメントとなって袴田氏の名誉回復につながればと思い、今回取り上げました。

 

 

これ以上は語りませんが、

一日も早く、袴田巌氏が再審で無罪となることを願っております。

 

 

せばまた。