「物事をシンプルにしながらよりよくなろうとする点が彼の気に入っている部分だ。」
「新しい環境で普通はより複雑に考えてしまうところを彼は単純にした。」
「それが彼の成功につながっている」
~ クレイグ・カウンセル シカゴカブス監督 ~
このイケメン監督がこう言って高く評価したのが今年15勝3敗という傑出した成績を残した今永投手だ。
あいつはすごいぜ。
以前から今永投手についてはお伝えしているが、彼の大活躍は誰もが驚いている。
今永の上司にあたるクレイグだが、「シンプル」という単語を使って部下を称賛している。
”シンプル (simple)”
これは野球に限らずいろいろなものに求められる。
起業、取引、婚活、結婚生活、。。。
シンプルでないものはやがて廃れ、うまく行かなくなり、自然に滅んでいく。
複雑なシステムが奏功するにはより多くの「条件」や「努力」「運」が必要になる。
好例がミッドウェー海戦。
太平洋戦勝の分岐点となったこの戦いで日本海軍が大敗を喫した際、艦隊を率いるトップである南雲中将は戦闘機や爆撃機のパイロットにあれもこれもと数多くのタスクを求めた。
索敵、護衛、攻撃、哨戒、。。
その結果、パイロットは意思統一ができず判断が迷い戦力は分散され敵の攻撃に対処が遅れてしまった。
「あれもこれも」を求めるとすべてがうまく行かなくなる。
これは歴史が証明している。
婚活なら、。。
●結婚相手に複数の条件をクリアすることを要求する
●自分の中で過去や他人と「和解」ができていないまま婚活する
こういったことは失敗の原因なのだが、これとてシンプルの対極にあることの証左。
あれもこれもと求めるからそれをクリアできる人材は見つからず、居ても争奪戦となり敗れる。
過去と折り合いが付かない複雑な心理状況なので、それが婚活に悪影響を与える
(例:いつまでも過去の交際男性の呪縛から逃れられないことで新しい男から距離を置かれる)
考えてみな。
心の中に常に誰かや何かが占拠している状況で結婚相手を探したところで上手くいかないのだ。
自分の心理や求めるものをよりシンプルに簡素化することが、解決を導くことは珍しくない。
男性とて同じこと。
女性に出産も勤労も美貌も求めるといいことはない。
仮に運よく結婚できたとしても、相手は常にマルチタスクを求められることで疲弊し不満が鬱積する。
結果、破局を迎えるのだ。
結局、シンプルなシステムほど最終的には残存する。
メンテナンスや管理も容易、。。。
運営も手間いらず、。。。
限られた資源でそれに集中できる。。。、
判断に時間がかからない。。。
だから長続きする。
今永選手が1年間を通じてケガなく活躍できたという実績は、彼がシンプルさを保ち続けたからだ。。
クレイグもこれを言いたいのだろう。
婚活男女を見ていると、難航する人は例外なく複雑な思考を抱えている。
それは裏返せば、他人を使って自分の目的を果たそうと言う下賤な下心の表象でもある。
「結婚で人生逆転したい」
「ハイスペック男性と結婚して私をバカにした人を見返したい」
「既婚者という地位を手に入れて会社での昇進に有利にしたい」
こういう下心が見え見えですよ。
目標は独力で達成するのが筋。
結婚を絡めるから複雑怪奇になる。
そして他人を利用しようとするからシンプルとは程遠い婚活になる。
もっとシンプルになれよ、売れ残りども。
追記:
結局、使える時間って限られている。
その中であれもこれもと手を出すより今あるものをうまく使ってより発展するしかない。
野球選手は現役でいられる時間が短い。
だから彼らもその時間を有効に使うことに真剣なのだ。
だらだらと長期間婚活している女性の方、。。。
あれもこれもと言っているともう「子供を産めない」年齢になり「更年期障害」に悩まされるようになる。
そして乳がんだの脳梗塞だのと新たな難敵と直面することになる。
死ぬまで婚活、続けますか?