先日、ある医師から聞いた話。

 

彼はアンチエイジングに対する関心が高く、関連する海外の論文を時間が在れば渉猟している御仁。

 

この男が最近発見した研究論文によれば「飲酒の習慣は健康に寄与することを証明できない」らしい。

 

以前、「酒は百薬の長」と言われ少量の摂取なら健康に良いとされていた。

 

だが、違うそうだ。

 

少量でも健康に良くないと昔他の医師から聞いたことがある。

 

平仄が合う研究論文だ。

 

 

 

 

50代も半ばを超えると男女とも個体差が激しくなる。

 

とくに外見は顕著だ。

 

もうおじいさん、おばあさんのような人も多い一方で、40代のような精悍さや若々しさを保っている人が居る。

 

あくまでも俺個人の周囲の人を見ての見解なんですが、。。。

 

毎日酒を飲んでいる人は外見の老化が早い。

 

これは男女問わない。

 

頭は真っ白かハゲ。

 

顔のしわが深く多い。

 

体型はメタボ。あるいは貧弱。頑健屈強な肉体の人など毫も見ない。

 

酒を毎日飲む人はこんな感じです。

 

 

 

 

俺の周囲の経営者たちは酒を飲む派と飲まない派に二分されている。

 

酒を毎日飲む奴は、それがおいしくて好きだからというのもあるし、酒の席で仕事を取って来るのを得意としている人も多い。

 

ストレスを酒で発散している人も見かける。

 

一方、飲まない派は会食や接待等最低限しか飲まない。

 

周囲で大病を患った人を見て、「これはまずい」と飲酒を控える人が多い。

 

徹底している。当然タバコもやらない。

 

俺は後者です。

 

最後の最後まで戦い抜くなら当然だと思いますがね。。。

 

 

 

 

先日、この説を裏付ける男性にたまたま会う機会があった。

 

ある山奥にある和菓子屋のご主人。

 

88歳だというのに、体は五体満足で動きも俊敏。

 

髪は量が多く太い。しかも銀色でとても美しい。

 

会話は明瞭、シミはほとんどない。

 

 

 

 

あまりにも若々しいので秘訣を聞いたら「酒もたばこも一切やらない」とのこと。

 

特に酒は一滴も飲まないそうだ。

 

平家の落人伝説が伝承されるほどの僻地にお住まいなのだが、まあ都市部ではこういう御仁なかなか見ないよね。

 

 

 

最近みなさんいい歳して当然のように酒だのコーラだのを買い込んでいる。

 

女性はアイスクリームだのクッキーだのお菓子もよく食べる。

 

だがその食生活、はたして将来に寄与するものだろうか?

 

皆さんは将来どんなおじいさん、おばあさんになりたいのかな?

 

皆さんの人生の着地見込みはどんな感じだろう?

 

 

 

 

糖尿病に罹患して視力を失ったり腕を切断したり、といった負のシナリオだってありうるわけですよ。

 

結婚するにせよしないにせよ、自分の体は自分で守るしかない。

 

この88歳の立派なおじいさんを見て改めて感じた次第。

 

「食事に練習はない。本番あるのみ」

 

先日ご紹介したカブスの今永選手の専属契約栄養士のこの言葉、重いと感じるのは俺だけかな?

 

 

 

 

 

追記:

 

56歳というのは逢魔が時なのだろうか?

 

逢魔が時というのは古来日本で「魔物に遭遇しやすい時間帯」とされ、人はその時間に外出するのを避けたとされる。

 

56歳で突然身体に変調をきたして七転八倒する人を最近よく見る。

 

体操のお兄さんこと佐藤弘道氏(56)

 

彼は梗塞を患い歩行すら不可能となる。

 

リハビリによって現在は歩けるそうだが失われた機能はもう戻ってこない。。。

 

情熱大陸のテーマソングで名高い音楽家の葉加瀬太郎氏(56)

 

顔が麻痺して半分動かないそうだ。

 

ラムゼイハント症候群という難病に罹患していることが判明した。

 

二人とも病気の予兆は無かったそうだ。

 

 

 

ある日突然、人生が暗転する。。

 

その時あなたは独身?

 

それとも支えてくれる人がいる?

 

何時も誰かに要求している人ほど危機に陥った際誰からも冷淡に扱われる。

 

老いた独身のババアなんか苦しもうが死のうが誰も関心無いってことですよ。