「大谷翔平は精神力がとても強い」

「多くの人がそれを見落としている」

 

〜 ジェイコブ・ピービー Jacob Edward Peavy 〜

米国の元プロ野球選手。サイヤング賞受賞(2007)

 

 

 

 

年が明けた。

 

年末、会員の男女に一人づつ連絡を入れ1年の締めの挨拶をさせて頂いた。

 

「来年こそは幸せになりたい」

 

こう述べる会員もいれば、

 

「クリスマスソングを聞いていたら、このまま独身で生きる事に絶望を感じた」

 

とうめく会員もいる。

 

あれだけワムのラストクリスマスが街中に流れれば、独り身でいることに罪悪感と劣等感を感じたとしても不思議ではない。。

 

まあ、そう落ち込みなさんな。

 

たかが「結婚していない自分」がいるだけだろ?

 

 

 

 

 

さて、婚活中の皆さまに俺からご提案させていただきたい。

 

「幸せを目指すな」

 

「より強い自分を目指せ」

 

まずは「強くなる」こと。。。。

 

そうすれば自然に幸せなどやってくる。

 

逆に弱い自分のままだと「幸せ」を享受できない。

 

せっかくつかんだ幸せも自分が強くないと意味をなさない。。。。

 

いかがだろう?

 

 

 

 

今まで数多くの人に会ってきたが、一つ法則がある。

 

「弱いままカネや幸福を手にすると、やがてそれを持て余し自壊してしまう」

 

「自分」という「土台」が弱いと、その上に「カネ」だの「結婚」だのを上乗せして建てたところでやがて音をたてて崩壊してしまう、ということです。

 

 

 

 

会社員時代の同期の男は有名大卒のイケメンで美人と結婚し子供2人をもうけ、年収も1300万円と絵に書いたような幸福な会社員だった。

 

だが「同期トップで出世しなければならない」という自らに課した過剰な圧力に負けてしまい精神を病んで灯油を被って自殺を図った。

 

彼の一族は名門でみな一流大卒で一流企業で活躍しており、自分も父や兄のようにトップで出世しなくてはダメだという思いに負けてしまったのだ。。。

 

結局,命こそとりとめたが重篤な後遺症が残り家族は去っていった。。。。

 

 

 

バブルで巨額の資産を持つに至った男が、その後のバブル崩壊でご自慢の莫大な資産を大幅に減らした。

 

ピーク時に100億を超えるほどあった資産が5億ほどにまで激減した結果、彼は自害した。

 

自らの放縦不羈な振る舞いと他人を容易に信用したこと、投資における相場観の見誤りなど原因は多数あるが、結果、95億円ほど失った。

 

彼はそんな自分に嫌気が差し、ある高速道路に陸橋から身を投げて死んだ。

 

まだ5億も資産はあるのに、だ。。。

 

思い込み、恐怖、失ったものの大きさに対する後悔と自己嫌悪、絶望、、、、

 

弱い人間はこれらの「感情」に飲み込まれ、それらが引き金となって、自らを破滅に追い込んでいく。

 

 

 

 

 

まずは強くなろう。

 

そうすれば幸せなど勝手にやってくる。

 

では強くなるとは具体的にはどういうことか?

 

「自分に勝つ」ことだ。

 

自分の心中を渦巻く邪悪な負の感情の濁流に自分本体を流されない。。。。

 

やりたくないこと、見たくない現実、苦手なことから逃げない。。。。

 

これだけでも十分「自分に勝つ」ことにつながる。

 

 

 

 

結局、弱いのだ。

 

弱いから他人を責める。

 

自分の欠点と向き合いたくないから他人の欠点を懸命に探しては誹謗する。

 

弱いから感情を爆発させて男や配偶者をなじる。

 

感情にすぐ踊らされていつのまにか負の感情の奴隷に成り果てる。

 

結果、周囲の男性から距離を置かれ疎まれる。

 

あなたが長年婚活しているのに結婚できないのはこのあたりが理由だ。。

 

 

 

 

慈恵医大の医師によれば、ある状態が20年以上続くと「病気」という形で弱点は顕在化する。

 

高血圧と脳卒中などその典型。

 

もし「弱い」という状態が20年以上続いたら???。。。。

 

もしかしたら今、あなたがこういう状況で結婚相手が見つからず孤独な人生を余儀なくされているということはそれが原因なのでは?

 

 

 

 

まあ、実際には「弱い個体」も普通に生活を送っている。

 

結婚して子供と夫と平凡な日々を送る人も多い。

 

しかし、それもある年齢まで。

 

俺たちぐらいの年齢に差し掛かると、弱い個体はどんどん淘汰されていく。

 

あるものは脳内出血で倒れ、あるものは若年性認知症で夫を夫として認識できず施設で幽閉されている。

 

仕事で頑張って英国系外資企業の日本法人のトップに就任しても病魔に屈し53歳であの世に行くことになった女性もいる。

 

男なら年収5000万円でも家族に恵まれていても自殺する、

 

湖に運転する外車で飛び込んだり農薬を飲んだりと、まあよくやるよ。

 

 

 

「弱い」ということは遅かれ早かれ悲劇で終わる。

 

繰り返すが「早いか遅いかだけ」なのだ。

 

「弱い」ことが「ハッピーエンド」になるシナリオを神は用意していない。

 

 

 

 

「気が強い」とか自慢してあたかも優れた資質であるかのように吹聴する人がいるが、バカなの?

 

「気が強い」のではなく、「感情に左右されて言わなくていいことまで口にする」だけの話。

 

結果、他人との関係性を損ね、敵を増やし、周囲から人が去っていく。

 

 

 

弱いから女に料理を含めた栄養管理を過剰に依存する。

 

バカなの?

 

そんなの自分でやれ。

 

弱いから男にカネや学歴を過剰に求める。

 

バカなの?

 

強い女は仲間が一人増えても面倒を見れるぐらいの経済力も知力もある。

 

弱いから他人に守ってもらおうとして異性に多くを求める。

 

弱いから信頼されず結婚相手に選ばれない。

 

それだけのことだ。

 

 

 

 

 

 

肉体も精神も強い男女になる。。。。

 

これがまずは目指すべきこと。

 

「幸せ」はその後に勝手にやってくる。

 

というか、身の回りのあらゆることに「幸福」を感じるようになれる、といえばいいだろう。

 

過酷な状況を経験して死の淵を垣間見れば、たいていのことは鼻で笑えるようになれる。

 

毎日普通に体が稼働し機能するということがどれだけありがたいことか、まあ痛感しますよ。

 

 

 

 

ということで、。。。

 

今年は「強い独身男女」を目指そう。

 

弊社の会員の方、よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

追記:

 

冒頭の話をご説明しよう。

 

アメリカのメジャーリーグの名投手であるジェイク・ピービーが以前こんなことを言っていた。

 

「大谷の特質で見落とされていることがある」

「異常なまでの精神的な強靭さだ」

 

彼いわく、先発投手が自分の落ち度で点を取られスコアボードに失点がどんどん刻まれていくともう落胆して集中力が低下し、さらに失点を重ねてノックアウトされてしまうのが普通だそうだ。

 

 

ところが大谷選手は3点とられようが5点取られようが、淡々と集中して投球を続け傷口が広がるのを防いでいるという。

 

「あの精神的な強さはもっと注目されるべき」

 

こうピービーは語る。

 

彼だってサイヤング賞投手。

 

全米でナンバーワンになったことがある優秀な選手だ。

 

その男をしてこう言わしめる大谷翔平、恐るべし。

 

「強さ」とは「美しさ」でもある。。。

 

違いますかね?