ひどい。。。
これが老いると言うことの現実か。。。
ある築古アパートの管理をしてもらえないかと要請を受けた。
大手に任せていたが打ち切られたという。
「なぜうちに?」
「実は問題がありまして}
現地に行ってみると雑草が繁茂し、チラシが共用部の通路に散らばりお世辞にもキレイとは言えない。
だが問題はある高齢の独身女性の住人だった。
それは俺たちの気配を察すると部屋から出て来た。
意味不明な言葉をぶつぶつ呟きながらしばしこちらを凝視したのち、部屋の扉をばたんと占めて引っ込んだ。
後に残されたのは。。。
糞便の匂い。。。
オーナーが扉をノックし彼女に郵便物がポストから溢れている旨を伝える。
再びドアが開いた際、強烈な悪臭があたりに漂った。。。
この老女、痴呆症の進行が見て取れる。
恐らく排泄が自分の意志で管理できていない。。。。
「困ったもんですよ。。。」
オーナーは俺に呟いた。
この悪臭が原因なのか、他の住人はくしの歯が欠けるように退去していった。
今では数人がひっそりと住んでいる。
立ち退きをかけて取り壊したい所だが、この老女がネックになっている。
独身女性の成れの果てというのはこれだ。
健康なまま歳を重ねる人は珍しい。
だれでも身体のそこかしこに「爆弾」を抱え、それがさく裂している。。。。
自分で排泄の管理すらできない。
室内は大便だらけ。
場合によっては風呂場で浴槽の中で大便にまみれて全裸で死んでいることもある。
歳を取る程、昔は当たり前にできたことができなくなってくる。
人間とはそういうものだ。。
このアパートは昔は社員寮だった。
オーナーが経営していた会社の社員寮として建てられ、老女も元々は社員だった。
だが結婚できず、定年まで会社に在籍し頑張ってくれたそうだが定年数年前に血管系の病気に襲われそれ以降、目に見えて衰えが目立ってきたとのこと。
オーナーが会社を売却し社員寮は普通の賃貸アパートとして存続し、彼女も住み続けたが今ではこのありさま。
困り果てるオーナー。
「早く死んでくれないかな」
言外に彼の「希求」が垣間見えた。。
そうすれば取り壊しに大きく前進するのに。。。
そして更地で売却し多額のカネを得て、うまいもの食ってきれいな女のいる店に行って散財する。。。。
男の考えることなどそんなものだ。。。
当然のようにエスコートとやらを男に要求してくる婚活女性が居る。
40過ぎた売残りのブスなのに、なぜ「接待」を当然のように要求してくるのか理由は分からない。
だがこういう女性もやがて老いて自分の力で歩くことも困難になり、痴呆症も懸念される。
排泄物の処理やオムツ交換、暴言の頻発、徘徊、通院や薬代といった「維持費」の高騰、。。。。
引き取ったところで良いことは何も無い。
最近もある50代の女医が脳出血を再発し入院した。
入退院を繰り返す人が50代からは増える。。
無論、男だってそうなる可能性はある。
だから男女は50:50。
お互い様の関係。
迷惑を掛け合うのを甘受するのが夫婦という形態だ。
だからこそエスコートしろだのカネは男が払えだの私を楽しませろだの言って来る女は「欠格物件」
過剰な配慮や負担を当然のように求めてくる人物は結婚には向かない。
ましてそれが高齢者ならなおさらのこと。
その女、誰からも選ばれなかった厄介者だよ。
結婚して何のメリットがある?
婚活男性の方、。。。
気を付けましょうや。
追記:
高齢の妻が痴ほう症になり介護に忙殺される夫のドキュメンタリーが放映された。
男は60代の元美容師。
職場で知り合った年上の女に惚れ込み三顧の礼で妻に迎える。
ゆっくりと流れる幸せな時間。
だがそれは永遠には続かない。
妻が痴ほう症になったのだ。
見ていて辛いのは暴言。
夫のことを夫と認識できなくなった妻が
「なんであんた私のうちにいるのよ。今すぐ出ていけ。警察をよぶよ」
と大声でわめきちらす。
これが日常。
トイレの世話もある。
トイレに入ったまま長時間でてこない。
もう自力で排泄など行動できないのだ。
だがそんな妻を見つめる夫の眼には限りない優しさが溢れていた。
職場で知り合い苦楽を共にし、そこで培った「歴史」があるから愛も絆も生まれ結婚した。
結婚相談所で知り合った要求ばかり多い誰からも選ばれなかった女にそこまでの「愛」を持つことができるか?
婚活男性の方、よく考えような。。
相談所というのは全国規模で「ババ抜き」をやっている取引所。
ダメなババアを引いたら最後、ありとあらゆる「労苦」が待ち受けている。
そうならないよう、よく相談所の担当者と話し合ってくれ。