トランプが大統領だったころの話。
北朝鮮の金正恩が会いたいと打診してきた。
トランプと1対1の会談をしたい、とのこと。
トランプが乗り気になり、当時の安倍首相に相談してきた。
「シンゾー、どう思う?」
「受けようと思うけど、会談場所が平壌だってさ」
それを聞いた安倍首相は受けるべきとしたうえで場所を第三国にすることを条件とするよう助言した。
実は安倍首相はまだ官房長官だったころ小泉首相に随行して平壌に行き、日本人拉致被害者を連れて帰るミッションに加わった過去を持っていた。
あの国のホームに行ってはダメだ。。。
盗聴そのほか様々な「リスク」を背負うことにつながる。。。
結局、場所はシンガポールとなった。
トランプと金正恩という世界で最も気難しい男二人の「お見合い」は第三国で無事開催された。
米国に対する日本の影響力を甘く見ていた北朝鮮は、爾後、外交姿勢を変化させたそうだ。
誰かと初めて会う際、どこで会うかはとても重要だ。
ビジネスなら基本会いたいと申し込んだ方が相手の指定する場所・時間に合わせてそこに出向くのが「常識」。
外交なら上述のように第三国が選ばれることが珍しくない。
お見合いは基本、ビジネスと同じだ。
「自分」という商品を売り込む「商談」だから。
だがそれを理解していない相談所のバカおばさんや女性会員が居る。
あの人たち、「女尊男卑」の考え方が顕著だからね。
女は選ぶ側、男は選ばれる側、とでも思っている。
だからここで余計なトラブルを引き起こす。
以前こういう事例があった。
アラフォー女性からお見合い申し込んでおきながら女性側が指定した日時・場所で一方的にお見合いを仲人(女性)が設定して男性側が激怒して破談となったことがある。
男性はまともな一流企業に勤務するサラリーマン。
「会いたいと言ってきたのは女のほうだ」
「なぜ俺が受諾してやったのに相手の指定した場所・日時に出向かなくてはならんのだ?」
彼は怒りを隠さなかったそうだ。
首肯できる「怒り」だ。
ちなみにハイスペック男性というのはプライドも高い。
そして何より「メンツ」を重んじる。
これは「仕事」でも「お見合い」でも同じことだ。
その後、男性側の相談所の女性カウンセラーが謝りに先方に行ったと聞く。
バカなのかな?
常識が無いのは勝手に設定した女性側のカウンセラー。
この40過ぎの女性のご縁の芽をつぶしてしまっているのにね。
女性婚活者の方。
相談所に入る際は担当者がどんな人かよく見ることだ。
学歴、職歴、兼業なら今の仕事、。。。
社会人として経験が浅く専業主婦しかやったことの無い人は基本、避けるべき。
いろいろとトラブルを起こして貴女の貴重な時間や出会いの機会をムダにするからだ。
事務手続きを苦手とする人も多いしね。
社会人としてきちんとした訓練を受けていない人はダメなんですよ。
入会金だの月会費だの成婚率だけで判断したらダメだよね。
追記:
お見合いの場所というのは一流ホテルのラウンジであれば良い、というわけではない。
都内の某ホテルのラウンジはお見合いのメッカとして有名だがここは席と席の間隔が狭い。
そのため土曜や日曜のお見合い集中日になると狭い空間にお見合い男女がひしめき、両隣のテーブルがお見合いということも珍しくない。
そうなると男は自分のお見合い相手と他人のお見合い相手の女を比較してしまう。
言ってみれば意図せずして参加者の年齢層が20代~40代まで幅広い「合コン」のような状態が現出する。
年齢、話し方、容姿、髪型、着ている服、。。。。
目の前のお見合い相手が両隣の女と比べて老けて見えたり、みすぼらしく見えると男は「交際謝絶」を決断することが珍しくない。
隣の男を見て「こいつしょぼいのに俺よりいい女と会っている」と思ったらそうなる確率はさらにあがる。
テンションが下がってしまい、もっといい物件があるだろう、と目の前の女性に関心が無くなる。
お見合いの場をそのホテルに設定した時点で「負け」が確定しているのだ。
実はお見合いをしたことのない「仲人」というのがたくさんいる。
あの人たちはこういう「実戦経験」が無いから分からない。
相談所を選ぶ際は仲人のお見合い経験の有無も確認することをお奨めします。