先日取引先の社長のホームパーティーにお邪魔した。
羽振りが良く、弊社からもマンションや投資物件を何件かお買い上げいただいている。
そこで知り合ったのが40代の女性。
独身(おそらく婚歴アリ)で今はワイン関係の仕事をしていると名乗る彼女の名刺を見たらこう書いてあった。
「元○○CA」
へー、外資系エアラインに勤務してたんだ。。
CAの人で転職して飲食関係、特にワインに関する仕事をする人は珍しくない。
ワインエキスパートの資格を保有する人も多いし、まあよくあるケース。
SNSでつながらせてもらい、いいワインの情報でも教えてもらおうか、。。。
その程度でその場は終わった。
爾後、彼女の情報を頻繁にSNSで見ることになるのだが、自己アピールが鼻に突く。
ワインの情報はいいのだ。
問題は、顔のどアップのショットが多過ぎるのだ。
無論ブスではない。
さりとて美人でもない。
歳相応に劣化し、それを厚化粧でうまくごまかしている。。。。。
ただそれだけのこと。。。
だがそれを何度も見せつけられるとこちらとしては食傷気味になる。
都内でよくみる歯医者さんの広告看板みたいなもので、「もういいよ、わかったよ、きぬたさん」って感じになるわけ。
それにしても、美人でもないのになぜ顔のどアップや全身ショットをこれでもかと掲載するのか?
はっきり言うが、たいしたことない。
失笑を禁じ得ない、とはこのこと。
自分を美人だと思って疑わないんだろうな。。。
以前にもお伝えしたが、「美人」という人種には何名か遭遇している。
モデル事務所に籍を置き企業広告で活躍する女性や、宝塚OG、キー局の女子アナの後輩とか。。。
だがずば抜けて美しいのが2名いた。
LとHといい、二人とも20代前半のハーフ。
Lは資生堂やパナソニックのCMに起用され、赤文字系女性誌の表紙を長らく飾っていた。
Hもモデル(タレント)。
ティーン向け雑誌のモデルを務め、映画にも出演し、Lと同じく赤文字系女性誌の表紙を飾っていた他、FM東京で自分の名前を付けた冠番組すら持っていた。
同じ学校の人間だったんで見る機会は結構あったが、はっきりいってモノが違う。
それ以上に周囲の男の反応が違う。
「美しい」ということはこういうことなんだな、。。。。
心の底から関心させられたものだ。
「このおばさん、美人枠で勝負しているwww」
たいしてキレイでもない人が勘違いして自分の顔やスタイルをSNSでアップすると、見ている人はこう感じることが有る。
「私キレイでしょ?」といった自己顕示欲が満ち溢れた顔や全身のどアップ写真をこれでもかとSNSで連投する人はこういう「反感」を招きやすい。。
なぜか?
もちろん、見た人が今までどのレベルの「美人」を見てきたかにもよる。
だが「ホンモノ」、つまりLやHのようにそれでカネが稼げて周囲の男がおかしくなってしまうレベルを見てしまうと、いっきに色褪せてしまう。
「自分を美人と思っている痛いおばさん」
率直な印象はこれだ。。
なにより加齢は隠し切れない。
もう40代の女性の顔のドアップはバイオテロでしかない。
やるなら髪の根本もきちんと染めて目元のシワも加工して消して頂きたい。
それと、「美人枠」で勝負を仕掛けてくるなら体形、仕上げてこいって。。。
ポッコリ突き出た下腹部、本当にみっともない。
自分でその醜い姿、わからないのかな?
「美人枠」で勝負するということは格闘技で言えば「無差別級」で出場するのと同じだ。
婚活で言うなら20代の美女,30代の美女と強敵がひしめく中で40代の女がブヨブヨのお腹でビキニ姿でリングに上がってこれらのライバルと戦うことを意味する。
結果は見えている。
若さは絶対効。
劣化した肉体で若い女に挑んだところで、「美」で勝ち名乗りをあげることは絶望的だ。
それぐらい「老化」は隠せない。
若い女の引き立て役になりたいのなら話は別だけどね。
「Leon社長のお得意客、ご紹介いただけませんか?」
「高級レストランを貸し切ってセミナーをやりましょう」
「60代以上の資産家向けに”東欧ワインの夕べ”などはいかがでしょう?。。」
こんな打診を彼女から受けた。
いい、。。。能力は相当ある。
コミュニケーションもうまいし人当りもよい。
企画力も秀逸だ。
だがもう間に合っている。
そのポジションは大学の後輩のワインのインポーターに勤務する20代女性に任せている。
残念でした。
一応、紹介してくれた社長にも連絡を入れておいた。
「あー、○○ちゃん、あんな感じでしょ。。うまく使ってやってください」
社長は俺は関心が無いと言わんばかりに早口に切り上げた。。。
「自分の見せ方」というのはやはりある。
そこは考えて頂きたいんですよ。
ついでに「ポジショニング」もね。
ある年齢を超えたら「美人枠」で勝負するんではなく「大人の女枠」で戦っていただきたい。
小娘にはない安心感、気品、気遣い、。。。。
こういうものはハイスペック男性との諧和性もある。
いい歳して美人枠で戦って勝てるのは内田有紀とリン・チー・リンだけ。
その美しい容姿をカネに替えることができる人だけですよ。
それにしてもCAって現役も元も含めて自分を過大評価しすぎ。
そこまで「美人枠」でアピールするならもっとしっかり作りこんできて頂きたい。
法人顧客向けに配布されるJALのカレンダーに掲載されるレベルのCAならまだしも、それ以外ならその辺のおばさんだよ。
高齢者、気を付けような。
追記:
女性の魅力は「嚢中の錐」だ。
隠そうとしても隠し通せない。
所作や言葉遣い、ちょっとした表情だけでもそれは甘い香りとともに周囲に伝播していく。
だからイスラム教ではブルカやチャドルという大きなマントを女性に着用することを課し、全身を隠すことで不貞といった背倫行為から遠ざけようとしている。
顔のドアップなんか掲載するのは「本当の美人」のやることではない。
というか、育ちの良い上流階級の家庭で育った女はやらない。
彼女たちはそんなことは恥ずべき事という認識で「秘すれば花」という日本人の古来からの美意識が備わっているからね。
まあ、夜職の女性のようにそれで客を集めたいなら話は別だけどね。