「戦いは相手次第 生き様は自分次第」
~ 小野田寛郎(おのだ ひろお)元陸軍少尉(1922-2014)~
小野田氏が亡くなって10と余年経つ。
この人こそ「昭和の日本軍人の権化」
戦争終了後も現地(フィリピンのルバング島)にとどまりゲリラ戦を展開し、なんと20年以上もジャングルに穴を掘って闘った。
「まだゲリラ活動を継続し戦っている日本兵が居る」
こんなうわさが現地で広まり、関係者が迎えに行くとこの陸軍中野学校というスパイ養成機関出身のエリート戦闘マシーンはこう言い放った。
「上官の命令があるまで戦闘を終了できない」
そして晴れて元上官の命令を受けて帰国した。
彼の中での「太平洋戦争」は戦後30年近く経ってやっと終結したのだ。
この話は当時とても話題になったが、国内よりもむしろ海外の人に強い感銘を与えた。
欧州に留学していた時代、何人もの白人から「オノダを知ってるか?」と尋ねられた。
フランスでは近年映画化され、津田寛治さん主演で日本でも公開されている。
日本人男性というのは実はブランドだ。
「サムライ」という言葉が敬意をもって語られることから分かるように、海外では畏敬の念を持っている人も多い。
●戦争で数多の白人を打ち負かした
●科学力に優れ、ノーベル賞受賞者を数多く輩出している
●製品が信頼性が高い
●伝統を持ち豊かな文化が有る
ちなみに、わが国ほど数多くの白人国家と干戈を交え、打ち負かして来た国はアジアでは外に無い。
ドイツ、英国、オランダ、ロシア、…
主力とはだいたいやってるし勝ってるからね。
それはさておき・・
その小野田さんが生前語っていたのが冒頭の言葉。
ゲリラ生活に終止符を打ち日本に帰国したが当時この元日本兵はもう50歳を過ぎていた。
社会は彼を容易には受け入れてくれない。
そこで彼はなんとブラジルの開拓地に身を投じた。
兄が現地で牧場を経営しておりそこに活路を見出したそうだ。
「俺は自分で戦う場所を見つけてそこで懸命に生きる」
そんな意図がありありと伝わってくる。
そんな小野田を見て惚れこみ、日本から彼を追っかけて結婚を迫った女性がいた。
Kという女性だ。
損害保険代理店で働いていた彼女は小野田にほれ込み、職を捨てて単身ブラジルに渡り、結局妻となった。
当時小野田は無収入。
それが7年間続く。
だが二人は必死に頑張り、牧場経営を軌道に乗せた。
まあすごい人だったよ。
今の「婚活が辛い」と嘆く弱者男性や「年収が低い人は嫌」とごねる売れ残り女性には分からないだろうが・・・。
結婚は自分を受け入れてくれる相手がいて初めて成立する。
なので「結婚は相手次第」だ。
だが幸せは自分次第だ。
ほんの瑣末なことでも生きている喜び、健康に五体満足で働ける喜びを感じ取れる人間もいれば、どんなことにも不満を表明し「私は幸せになりたいだけなのに」と文句をこぼす人もいる。
コップ1杯の水を飲めるだけで幸せに感じることができる人もいれば、高級なディナーをデートでご馳走になり「1000円でいいよ」と男から言われてケチだと憤慨する人もいる、と言えば分かりやすいか・・・。
どちらがいいかという問題ではない。
だが結婚するなら後者だけはやめておけ。
悪いことは言わない。
遅かれ早かれ関係は暗礁に乗り上げることは必至・・。
他にも異性はたくさんいる。
ボール球には手を出すな、ってことだよ。
繰り返す。
「幸せ」は自分次第だ。
些細な事にでも幸せを感じ取れる人こそ「幸せ」な人なのかもしれない。
