婚活関係ありません。
ただし重要です。
大腸がん
日本人の死因の中でも無視できない主要なガンの一つ。
このガンの早期発見に欠かせないのが内視鏡検査
みなさんも経験をお持ちだろう。。。
ところがこの内視鏡検査で「ガンの見落とし」が発生することが珍しくないそうだ。
気鋭の専門家である東京女子医科大学の野中教授によればそれはこんなことが原因だそうだ。
A:平坦なガンがある
くぼんだり隆起していないため経験の浅い医師は見落としてしまうそうだ
B:大きな屈曲部の存在
大腸内には2か所大きく曲がっている部位がある。ここにガンがあると見落とされやすい
C:肛門の内側
検査で言えば最後の関門 ここを見落とす医師もいるそうだ
ではどんな医師に検査をお願いすればいいのか?
大腸内視鏡業界ではホテルやレストランの★での格付けのように、技術の優劣を示す指標があるそうだ。
ADR(アデノーマ・ディテクション・レイト)
これはそのクリニックが患者の腫瘍をどの程度発見したか分かる数値。
内視鏡検査を100人に実施してそのうち腫瘍性病変を発見できた人数で示す。
40人なら40%、 30人なら30%、と言った感じ。
少なくとも30%以上を目安に病院を選ぶと良いそうだ。
内視鏡をやっているクリニックのHPに出ているってさ。
40代以上の婚活男女の皆さん、内視鏡クリニックにGoだ。
追記:
この野中さんという医師、この業界では知らない人は居ないほどの権威だそうだ。
1976年生まれ。
熊本の片田舎で生まれ育ちガキ大将として成長し、結構な問題児だったそうだ。
もともと両親が教師や大学教授という「教育一家」のご出身で、猛勉強して
熊本高 → 島根医大 →熊本大医学部医局
というコースを歩んでいく。
灘高 → 東大医学部 といったいわゆる「秀才」コースではない。
だが、ご自身が語っているように20代は死ぬほど働いたそうだ。
以下ご本人の弁、。。
埼玉医大で国際医療センターという、ものすごく大きな病院が設立されることになって、「死ぬほど働く若手を探してくれ」という話があったんです。
たまたま、熊本大学の教授と埼玉医大の教授が高校の先輩・後輩の関係で、「野中先生、死ぬほど働けるよね?」と言われて。僕も「ええ、働きますよ」と。
~中略~
ただ、埼玉医大にいた当時は若過ぎたので、やはり相手にされませんでした。
大手企業からは、なかなか研究費のサポートが出ませんでしたね。
同じことを有名教授が発表するのと、見た目がちょっとチャラチャラした僕が発表するのでは印象が違うんです。
だから、人の何倍も努力しましたし、「社会ってきついな、若いってきついな」と思いました。
認められるって、こんなに大変なんだと。。。。
最近の若い人の風潮はワークライフバランス重視だそうだ。
何かにつけて「残業代は出るのか?」「趣味の時間を優先したい」といった労働をセーブした考え方が目に付く。
だがそれで40代50代になった時どうだろう?
野中先生は死ぬほど働いて内視鏡手術の経験を誰よりも積みかさね、医師の間の競争を勝ち抜いて「日本の内視鏡治療の第一人者」という地位と名声と教授の椅子を40代の若さで手に入れたのだ。
いろいろと御託を並べる若い人が多いが、いつの時代もどんな分野でも「量がモノを言う」ケースは多い。
人生の中である時だけでも「死ぬほど取り組む」必要はあるよね。
それが受験勉強なのか婚活なのか起業なのか、。。。人それぞれ。
恋愛経験のないまま40代になって結婚相談所で右往左往して苦戦している独身男女を見れば分ると思いますがね。