実在の女性に似せて作られたアンドロイドが開発された。


表情や動きは人間に比べたらまだまだぎこちないものの、


映像で見る限り、一見本物の人間と見まがうくらい精巧にできている。


http://video.mainichi.co.jp/viewvideo.jspx?Movie=48227968/48227968peevee303099.flv?inb=yt




学生時代に愛読したSF小説家の作品に、よくアンドロイドが出てきた。


とりあえず仕事はこなせるレベルのC級アンドロイドからはじまって、


B級、A級、特A級…とランクが上がっていく。


最上レベルの超A級ともなると、外見、動き、表情、話し方等々、


生身の人間と全く見分けがつかない。


その上、様々な分野において人間よりもはるかにすぐれた能力を持っている。


数世紀後には、そんなアンドロイドも当たり前に存在する世の中になっているかも。




本物の人間でも、アンドロイドじみた人がごくたまに存在する。


彼らに共通して言えるのは、表情や仕草、話し方、声の出し方などが


パッと見ただけで作り物だとわかってしまうことだ。


単にいつも作り笑いを浮かべているとか、行動がわざとらしいというのとは違い、


完全に別人を演じているような感じ。


しかし、プロの役者のそれとは違う。


あえて例えるならば


アンドロイドが人間らしく見せかけようとしているのに似ていると思う。


あらかじめプログラムされた言葉や喜怒哀楽を表現しているだけで


本人に感情はない。


一見人間そっくりだけど、よく観察するとどことなく違和感があるので


人間じゃなくアンドロイドだとわかる。


なのでランクはせいぜいB級。




彼ら自身はおそらく、周りに違和感を与えていることに


気づいていないんじゃないだろうか。




いいとか悪いとかは言えないかもしれないけど…

数回前のNHK大河ドラマ「龍馬伝」で、


塾を開いた岩崎弥太郎のもとに憧れの女性、加尾が入塾を志願してきたときに


弥太郎が叫んだセリフ。


今風に言えば「キターーーーーーーー!!」て感じかな。


何もかもがうまくいかない情況にあって、


はじめて事態好転の兆しが見えてきたのだ。


まさに彼にとっては夜明けそのもの。




そう!


いつまでも変わらないように思えても、時間は確実に流れているんです。


いったん沈んだ陽は必ずまた昇るのです。


「陽はまた昇る」っていう小説もあるではないか。


アン・ルイスも六本木心中で同じことを歌っていたし。


雨季の後には乾季が来る。




このセリフ、しばらくマイブームになりそうです(^∇^)