先日ソウルに行ったときに、
初めて「人のお宅」にお邪魔しました。
異国の同世代の方の本当のお住まいに、
仕事で行った先でお邪魔できるということはあまりなく、
しかも隣国である韓国の生活、
分かる様で実は分かっていない実状を垣間見せて頂いたわけです。
ソウル中心から少し車で走った静かな住宅街にあるマンモスマンションでした。
都内に住む私の感覚では、広尾か?それとも晴海あたりの感じか?
と考えつつセキュリティのしっかりされたエントランスを通って
高層のエレベーターを昇ります。
脱線しますが、人の家に連れて行っていただくとき、
エレベーターを自分で押さないから、
自分が一体何階まで上がったのか、知らない事って多い気がします。
中に入ると2LDKの意外とコンパクトな佇まい。
アメリカやヨーロッパに行くと、
やはり文化の違いから、何となく
大きく違った素材やサイズ感、使用感を思わせる「住まい」ですが
隣国ともなると、そこはほぼ変らないのだなと感じました。
靴を脱ぐ事や、玄関の框の感じ、天井の高さ、照明の設置方法、
そういったサイズや習慣に共通点のある国同士では、どこか共通するものができあがるのではないかと。
何だか急に、日本にいるのかどうか分からなくなるような錯覚に陥ったのです。
恐らく都内の洒落たデザイナーズマンションや、
郊外の隣接した一軒家、公園を囲んだ団地などが、
それぞれソウルにもあるのではないかと思わせられました。
何を言いたいのか、うまく説明がつかないのですが、
別の国の別の文化の別の言葉を話す人間達が、
同じ時間を横一列に一歩ずつ歩んできて、
少しずつ異なった、でも同様に進化していった様を、
体で感じることが出来る様な、
そんな珍しい感覚を受けた瞬間だったということです。
