未完成な心 | SHINO LEONOR KAMEDA

SHINO LEONOR KAMEDA

by かめだしの

$Leonor365~虎女の足跡~-未完成な心
湊かなえさんの「告白」が、
いよいよ映画公開されました。

おそらく賛否両論でしょうが、
私は面白かった。

あの原作を映像化するのは、
かなり難しいなと思っていたけれど、
さすが、特殊な映画ばかりを作る監督だけあり、
原作に負けない
特殊な手法で見事に表現されていました。

思春期というのは、
脆いものだなということを、
思い出しました。

殆どの子供が、
13歳という年頃の頃、
まだ個を確立するに至らず、
考えて、
感じて、
迷って、
ぶつかって、
何とか人間になっていこうと成長している。
体が大人と同じ形になっていても、
押してはいけない乳児の脳みその様に、
思春期の子供のココロは、
まだ柔らかく、
未完成なのです。

だから、子供を育てる周りの大人には、
責任があるんだと、思います。
どんな環境で育て、見守ってあげられるか。

私も長く優等生でありながら、
この作品の生徒たちと同じ、
中学二年生のとき、
一度ココロが壊れました。
学校にいかなくなり、
親に反抗して。

私は幸いにも、熱い家族に守られましたから、
そんな豆腐の様に柔らかいココロが、
しっかり一人で立ち上がれる様になるまで、
そう時間はかからず、

それから今まで、
休まずにキラキラと輝き続けることができる、
ココロを形成することが出来ました。

子供は誰かに愛されたり、
必要とされていることを糧にして、
硬い大人の心を、
作って行くのだと思います。