
この世はすべて幻。
かもしれません。
たった今、自分の胸を通過したと感じた熱い感情も、
もしかしたら陽炎のようなもの。
目の前を通り過ぎて行くたくさんの人々との争いや諍いも、
すべて肩に降り落ちる雪の様なもの。
冷たいと思っても、白く見えても、
すぐに消えてなくなる幻のようなもの。
そういった、人々との関わり合いによって生じた衝突の火花とかではなく、
確かにそこに在るものは、それぞれの心だけなのだと思います。
何か良くないと感じる事があっても、
それは、きっと幻のようなものなので、
目に映る陽炎に惑わされず、
心の中は波紋も立てずに静かに広がっている水面の様であることを感じられれば、
怒りや、焦り、憤りは音もなく消えてしまいます。
この世はすべて幻のようなもの。
なのだと思います。