サントラ | SHINO LEONOR KAMEDA

SHINO LEONOR KAMEDA

by かめだしの

Leonor × 365

たびたび映画では、
およそシーンと関係のない音楽が流れることがあります。

例えば、
荒れ狂う夜の海、
実際にそこに居合わせたら、
聞こえてくるのは波の轟く恐怖をかきたてられる音でしょう。
でもそこに楽しいマーチが乗っていたら、
波の動きはマーチの足並みに見えてくるのです。

ときどき私は、
ヘッドフォンで音楽を聴きながら
自分の過ごしている時間にもBGMをひいてみます。

とりわけ私の好きな組合わせは、
猛暑の雑踏(渋谷のスクランブル交差点とか)を闊歩しながらサティ「ジムノペディ」を聴く。

イヤだなと思う真夏の外回りは
涼しくて壮大な音楽を頭に回して、気持ちよく歩くと、
自分の今いるこの一瞬さえ重要なシーンの様に思えて、
楽しくなってくるのです。

この「場面×音楽」を自分の頭の中用に編集して毎日生きると、
見えるシーンがまったく別物になって、
「一生」の映画がとても劇的な作品になりそうなのです。

自分のテンションをコントロールするのにとても有効な遊びです。