この日記は旦那のセバさんの亡き母によって書かれた
セバさんが幼稚園の時の園に提出していた日記です。
母上園日記 1970年5月27日(水) はれ ”園の農作業”
(A)土に親しみ接する機会がない
私たちにとって、今日の年長組親子の
農作業はとっても有意義な一時でした。
私が戦後疎開しておばぁさんの所に住んでいた
幼少の頃を思い出しました。(東京-長地)
あの頃は毎日田んぼの土手や畠の小道で
遊んだものだった(田畑がすぐ近くにあった)
ふるさとに接する懐かしさをつくゞ感じる
一時でした。
園の先生の子供に対する並々ならぬ教育方針に
感謝の念でいっぱいでした。
子供は何より土に親しみつくりだす事に
目をかゞやかせて、喜びを感じている事を
毎日の子供の話からも手に取る様にわかる。
又折をみて子供達と一緒に農作業を行う機会があれば
一緒にやりたいと思いました。