熱気が 立ち込めていた。
一人の 男の姿が スピーカーの前にあった。
クーラーを 消した。
誰もが 思った。
「 もう 無理だ 」
ひとりだけ 希望を捨てなかった男がいた。
conductorだった。
「 俺は聴くんだ 」
hirostarさんの トスカニーニへの愛が 頭に浮かんだ。
「 もう あとにはひけない 」
そこには 前進しかなかった。
… conductorが CDをセットした …
意識が朦朧とする中
うねるような、熱い音楽と一体化した。
1楽章冒頭から、ただならぬ雰囲気で始まった第九は
次第にカンタービレとパッションが高まり
ティンパニの音は地を伝わり、足から伝わってくる
うねる弦楽器のサウンド
なんだこれは!
なんと、素晴らしいのだろう!
僕は勝利した。(何に勝利したんだ 笑)
完

このCDを紹介していただいた、hirostarさんに感謝の意を示し、終わらせていただきます!