カクテルの話を少々・・・。
今年の初めある常連さんからとあるお酒を置いてほしいとのリクエストがありました。
それはある花の根を主として作られているリキュールです。
そのお酒を使ってカクテルを作ってそのお客さんにお出しするんですがどうもしっくりこないんです。
いや、そのお客さんには気に入ってもらってるんです。
けど、上手く言えないけどなんか違うんです。他のお店で呑んでみても私が作ったものと大差はないんです。
「あ~、俺がこのお酒が好きでないのかな・・・」って納得していたんです。
そのまま時間が経ち昨日の閉店も間近のことでした。
急にあることを思い出しそのお酒を使ってカクテルを作ってみました。
するとどうでしょう、今までと少し違うように感じられたんです。
いや、もしかするとホントはそんなに変わってないのかもしれません。
レシピも材料も変わってないんですから・・・。
あえて云うとすれば‘気持ち’でしょうか?
「これってホントに美味しいの??」
「ムリにこのお酒使わなっくても他に得意なお酒あるし・・・。」
このお酒の個性を軽んじていたのかもしれません。
強引に自分好みの味にしょうと小細工してみたりそのお酒の持つ可能性を否定したり・・・。
それに気付きもっとシンプルにそのお酒の持つ力を信じて作ってみました。
ホントに味が変化したならばそれが理由だと思っています。
‘完璧な味’にはまだ到達していないかもしれません。
私がもっともっとそのお酒を信じ、手を携えればどんなバーテンダーにも決して負けない最高の味を作ることが出来ると信じています。
そうそう、そのリキュールに使われている花の花言葉は‘君の悲しみに寄り添う’だそうです。
まだ寄り添い足りないみたいですねw
もっともっと近づいてみたいと思いますw
当店にお越しの際はどうぞお試し下さい。心からお待ちしています。
ケニー・ランキンを聞いています。