『東京散策 Ｚ』

週末に京都から友達が来たので約二年ぶりに会う。
日本語の難解さから、メールの会話の意味が行き違ってしまい、結局会うのは彼が帰る数時間前になった。

様々な事情が重なりあい、向かったのは夕暮れの御茶ノ水駅。

美術館・建築を見て回っていたというので、こりゃいいだろうとニコライ堂に向かう。

ロシアの建物臭する教会。テトリスだ、テトリスだ！
建造物としても有名なので一般公開されてる。

でも初めてこの中に入る。基金という名の入場料を払い数十歩行くと、もう「これ以上入っちゃやーよ」とロープが。
ロープ前でドームの内側を見上げていると、高田純次をどうにかしたような顔の教会の方が、そそくさと寄ってきて解説をしてくれた。
声を響きやすくするようにドーム型に建設しているとか、礼拝堂は常に東向きに作ってあり、午前中などキリストの向こうから光が指すようにしてあるなど、純次のネタ話は止まらない。

新宿コマでも同じような建物を見たなと思いつつ、拝む向こう側から信者に光が差し込むようにしてあるって、よからぬ宗教とかが洗脳に使う手なんじゃあ・・・とかも思いつつ退場。

その晩は復活祭だったそうな。知らぬ。

そのままゆうれい坂を下り、秋葉原へ。
特に行きたい店もなし。
もう去年だっけ？私も行ったことなかったので、新しく出来たヨドバシを見に行く。テレビを買いたいと彼が言う、しかし送料が怖い。値札には「当社規定地域内は送料無料」と書かれているが、さすがに京都は入ってないだろう。入ってたらヨドバシ見直す。
梅田裏にあるヨドバシと同じような作りしている。

電車内で東京の人は行儀が良いと、彼が滞在中二日間で見た東京人の感想を聞く。しかし、それはきっと行儀のいい人たちをたまたま見かけただけだ。東京だからというわけじゃない、きっと。
そしてよく歩くと言う。確かにこっちの人はよく歩く、歩く。なんというか建物に歩かされる。
そして疲れる。負の何かがうようよ漂っているのか疲れる。でも歩いていて退屈しないのも確か。

京都の本屋が次々つぶれて、次々とジャンカラになっていることも知る。京都はジャンカラ多すぎ。

東京は本当に大きくて綺麗な建物が多いらしい。
結論としては、「造ってはすぐ忘れちゃってる」ということに落ち着く。

東京駅に着き、地下街でみやげ物を漁る。
あまりに面白い物が多かったので、なぜだか私も土産物を買ってしまった（次の歩こうの会おざなでアップします）。
永田町限定の国会議事堂を頭の上に乗せたキティちゃんのシャープペンを買う友人（頼まれもの）。
林家木久蔵ラーメンには手を出さず。

駅弁を求めて、大丸の地下街へと。「孤独のグルメ」で「ジェット弁当」のモデルになったところだ。夕方ということもあり、カウンターの前でうろうろしてたら、「只今から300円引きですよ」と割引が効いて弁当が買えた。
呼び込みに「生春巻きに御飯つけるよ！」と言われたが、生春巻きに白飯という組み合わせはどうなんだろう。

改めて見返す東京。
やっぱ面白いや、無駄に建物も線路も多いけど面白いからいい。でも京都ちょっと帰りたい。
きょ・きょ・きょ・きょ・きょ・京都行きたーい。

結局先週は、横浜、静岡行った。
旅が呼ぶ、変なトイレが呼ぶ、そして最近電車に酔いやすい。
嫌いだ、湘南新宿ラインの快速は速過ぎる。
こないだ間違えてグリーン車の乗ったら、普通車両行きのドアが開かなくて閉じ込められた。誰にも見付からないように「早く次の駅着け！」と気が気じゃなかった。
でもあんまり速いと酔う。
アメリカおばけ、ドロンパ。
湘南おばけ、ゲロンパ。

これも間違える↓
http://kotonoha.cc/no/7235

昨日は結局終日止まってたね。

友人を新幹線乗り場まで送り、それからある機械を止める。
ICレコーダーで会話を全部録ってみました（笑）

後で聞いたら、やっぱ私ゃ声変だ。幼いし舌足らずだな。

「生春巻きに御飯つけるよ！」という店主の声も入っている。

他県から来た者として言わしてもらうと、皇居をね、つぶしてね、あそこにイオングループ総決算でジャスコ作ったらいい。地方に負けない大きさのジャスコ。
シネコンとか入れて。経済効果はかなり期待大です。
オリジン弁当も入れて、初の「大オリジン弁当」の店舗も。